傷心旅行〜京都編〜
ザ⭐︎傷心旅行!と言わんばかりの旅行へ行ってきました。
(只今岡山に向けてやくも乗車中)
まず向かった先は、京都の安井金毘羅宮。
人生初の夜行バスに乗り込み、新宿から約6時間弱で早朝の京都に降り立ちました。着いたらばそのまま休む間もなく安井金比羅宮へ。
「先日参拝したらば、ものの見事に別れましたよフラれました。なぜですか。」という報告(若干の問いかけ)と、「今度こそ本物の良縁導いてください」という旨の厚かましい参拝をしてしまいました。それから、今回は初めてあの例の石の穴潜りも。
にしても早朝の安井さん、いいね〜。人がいない方が断然気持ちが整う気がします。寺社は人が少ない時に行くに限る。
気持ちのいい安井さんをあとにし、次に向かった先は鈴虫寺こと華厳寺。
「せっかく朝早く京都に着くんなら、人が少ないうちに朝イチで遠くまで行っちゃった方がいいよ」という職場の青春おじさん(京都大好き)のアドバイスもあり、小学生の頃から行ってみたかった鈴虫寺に行くことができました。
鈴虫寺の名物が説法ということを知り、最初の回に無事参加。お茶とお茶菓子を頂きながら、ありがた〜いお話を聴きました。いやあ、仏教の教え、好きっすねやっぱり。
神道と仏道ならやっぱり私はぶ.…どっちも好きです!!!!
鈴虫寺には、日本で唯一、わらじを履いたお地蔵さんがおりまして。そのお地蔵さんは「何でも一つだけ願いを叶えてくれる」んだとか。というわけで例によって御守りを頂戴して、説法で聴いた言い回しで、お願いをしてみました。
御礼参りに来れたらいいなと思います。
鈴虫寺で現金を使い果たし、急きょATM。あると助かる農協ATM。私いっつも旅先の農協ATMでお金おろしてる気がする。農協ATMはたいていどこの店舗でも祝日も開いてくれてる、まじで助かる。
鈴虫寺からのバスを待つがてら、近くのお蕎麦屋さんで蕎麦を食べました。
至って普通のクオリティです。激ウマ〜!!!て感じではない。お店の女店主的なおばあちゃんがすんごいズカズカしてる、普通に京都弁うつった。行ってみて。
ズカズカ女店主のススメで、蕎麦を食べてから竹寺へ行ってみた。涼しくて、よかったはよかった、よかった。よかったけど、うん、よかった。
ズカズカ女店主の店に戻り、なんかノリで抹茶アイスを注文したらいかにもMOWの抹茶味だな?というアイスが出てきて、そうしてバスに乗り、安井金毘羅宮近くにある八ツ橋のお店のソフトクリームを求めて、四条京阪前で下車。
目的地に向かう途中、辻利のお店を見つけて思わず立ち寄りました。
食べながら歩きつつ、途中、とらやを見つけて「京都限定」という文字にまんまとやられて羊羹を購入。購買マーケティングの餌食。
それから歩いていると、途中に小さなよく分からんカフェを見つけ、「元彼につくっていたバターチキンカレー」というメニューに惹かれて入店。
しかしながら、注文したカレーは30分経っても出てこず、大学生のバイト店員はずっとお喋りしている。まだですかと聞くと、注文を忘れられていた。先に会計もしてたのにね。どういう忘れられ方???
時間がないのでキャンセルして、返金してもらって店を出た。ただ畳に上がって小休憩して終わった、なんだったんだあの時間。
そうして歩いていると、途中に亥の神社とやらに遭遇。何を思ったか寄り道し、「亥年の恋人にフラれました。」という報告だけして、出た。
そうしてそうして、ようやく目的のソフトクリームに到着。
ソフトクリームを食べ、さて京都でのミッションは全てクリア!とバスに乗ろうとするも安定の人口爆発。
仕方ない電車で帰ろうと思い駅に行くと、京阪本線は人身で終わってました。
は〜〜〜〜〜!と泥のような気持ちになりながら京都駅まで歩くことに。地味に距離あるんだよね、清水五条駅あたりから京都駅。あっついし。(ここでまたちょっと京都に嫌悪する)
なんとか己の脚力をフル稼働させてホテルチェックイン。
ホテルチェックインしたら、まだあった、ミッション。
そう、東寺である。
幸い、ホテルから東寺が徒歩10分としない場所にあったため荷物を置き急いで向かい、16時35分頃に到着した。
がしかし、時すでに遅し。閉門していたのだ。なんと閉門時間16時半。あと5分着くのが早ければ!くっそ!!人口爆発のバスに乗っておけば!くっそ!!謎のカフェでカレーなんぞ注文しなければ!くっそ!!!後悔は尽きない。
仕方ないので五重の塔の三重くらいまで見える部分を申し訳程度に写真に収め、ぐるっと一周し、洛南高校の校門を横目に「ここから未来のハイスペが誕生するんだな〜」と品性のかけらもないことを思い、東寺を後にした。
東寺を後にし再び京都駅へと向かった。
途中、民家の中に佇む和菓子屋さんを通りかかりみたらし団子を頂戴した。
京都駅に向かった目的は、御池煎餅です。
鈴虫寺のあと、市役所前でバス降りて買っときゃよかったなあ〜と悔やみつつ、御池煎餅を求めて伊勢丹を探しまくって、伊勢丹に入ってからも伊勢丹の地下を歩きまくって、ようやく手に入れることができました御池煎餅。
この時点ですでに私のHPは底をついた。
フンガフンガと御池煎餅を抱えながら瀕死の思いでなんとかホテルに戻り、こんどは休むことなく着替えを一式抱えた。そうして向かった先は、、、、、、銭湯!
ここの銭湯、バチくそ気に入りました。是非ともまた来たい。
昭和ですかここは?という、本当に古き良き大衆銭湯な風合い。店員のおばああああちゃんという感じの、腰が95度くらい曲がったおばああああちゃんがいて、そしてひろーい脱衣所。もう、とにかく、昭和にタイムスリップじゃろがいなという、私の心を鷲掴みに。何より、あの、おばああああちゃんの存在が完璧すぎた。
銭湯で一気にHPを回復させた私は、ホテルへ良い気分で戻った。
そうして、この日は月9が最終回ということで、気合を入れてラウンジのテレビを陣取った。
スシローの寿司をウーバーして、月9を観た。外国人観光客たちに日本の生活様式を見せることができたと思う。
そうして、寝た。
京都編、終わり。突然の締め。
所々端折ったけど、京都に少しだけ慣れた気がする。そんな京都編でした。今回のお京都は、わりかし時間に余裕を持っていたので色々と楽しめた気はします。
やはり旅に必要なのは、余分なくらいに多めに見積もった時間と現金ですね。それを痛感しています、島根を思うと余計に。時間と金、この二つがあれば人生は満たされる、そう思います。人生は、時間と、金。
島根編は、書く気力が湧いたら、書きます。なんならまだ旅終わってないので。家に着くまで油断できないのです、なにせこの私なので、、、。
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