ヘアカラーの不都合な真実2
ヘアカラーをすると〇〇が増える!?
ヘアカラーで艶髪ゲット。
ヘアカラーして艶髪を手に入れたら気分良いですよね。
現在の日本では一生に一回もヘアカラーをしない人を探す方が難しい現状。
ヘアカラーすると〇〇が増える。
この〇〇に入る文字はもちろん艶髪ではありません。
ヘアカラーには体に良くない物質が入っている。
その事にお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが。
これから美容業界で禁断のヘアカラーの不都合な真実のお話をします。
限られたプロしか知らない真実。
それが第一話でもお話しした事は美しい黒髪は色素幹細胞が必要なこと。
細胞のDNAが酸化で劣化すると色素幹細胞が分化で機能できなくなります。
そしてヘアカラーは酸化を利用した染毛技術。
この記事のタイトルにもある不都合な真実とはこのことです。
ヘアカラーをすると白髪が増える!!
今回はなぜ白髪が増えるのか考察します。
なぜカラーをすると白髪が増えるの?
2009年の発表によると、マウスによる実験で、黒髪の色素(メラニン色素)を作る「色素幹細胞」が DNAの損傷を修復できずに「自己複製」しない。
これにより色素幹細胞が枯渇して繊維しか残らなくなりそれが白髪となる。
まず「色素幹細胞」とは?
皮脂腺の下にあるバルジと呼ばれる領域に存在する色素幹細胞から生まれ、メラノブラストになり、メラノサイトに分化成長するそうです。
これが色素幹細胞から髪が着色する流れです。
DNAの損傷とは?
DNAには活性酸素による損傷作用が起こります。
活性酸素は酸化によって生まれます。
呼吸によっても生まれるもの等を含めて数十種類も活性酸素は存在します。
特に酸化させる力が強いのので有名なのはヒドロキシラジカルです。
こういった活性酸素が色素幹細胞を酸化させるのです。
ヘアカラーのは白髪の原因
ヘアカラーには強力な酸化剤であり活性酸素でもある過酸化水素が使用されます!
この過酸化水素やアルカリ、ジアミンなどが入ったヘアカラーが酸化反応を起こして髪を染色します。
ヘアカラーの化学反応は酸化反応を起こした状態です。
もしもこの状態で肌についたらどんなことが起きるでしょうか?
肌についた酸化反応は白髪になる原因の1つと十分になりえると考えます。
ヘアカラーがなくなる!?
お客様を綺麗にするための最大の技術(ヘアカラー)が白髪の原因になっていたなんてびっくりですよね!?
このままではヘアカラーがなくなる??
いや、ヘアカラーなくして今の美容は語れない時代になっています。
課題はヘアカラーの矛盾
綺麗になりたい、そのためにはDNAの損傷は仕方がない。
そんな矛盾を解決したい!
サロン勤務時代はこの矛盾がスッキリできず、製薬会社や原料メーカーに問い合わせの電話を繰り返していました。
それでもこの矛盾はスッキリできず。毎日ヘアカラーの施術をしていました。
カラーの今後の可能性
この矛盾をスッキリしたいという欲求からくる探究心で毛髪化学だけでなく大学や教授が発表している論文から情報収集を始めました。
これがきっかけとなり研究開発がスタートさせました。
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