ヘアカラーの不都合な真実4
白髪の原因になる活性酸素
活性酸素は数十種類存在する
ヘアカラーでなくては始まらない過酸化水素。過酸化水素は活性酸素の一つです。
スーパーオキシドアニオンラジカル
もっとも初期段階の活性酸素
一重項酸素
紫外線によって発生。反応力が強い
過酸化水素
酸化力は強くない。しかし最も毒性の強いヒドロキシラジカルを生みやすい
ヒドロキシラジカル
過酸化水素が、体内の銅や鉄と反応することで発生する。
とても毒性が強い。
この4種類で比べると、毒性の強さはヒドロキシラジカルがもっとも強力です。
活性酸素の影響とは
初期段階の活性酸素であるスーパーオキシドアニオンラジカルが紫外線の影響で一重項酸素に変化。
これは髪だけでなく腕や顔などに影響力があります。
そして過酸化水素は、ヘアカラーやパーマにも使われる薬剤です。
サロン勤務時代に過酸化水素が半年間も残留すると勉強しました。
そう考えると徐々に毛根に蓄積されると、過酸化水素が酸化させてヒドロキシラジカルを発生させる。
強力な酸化によって幹細胞のDNAが傷つけられて白髪の原因になります。
活性酸素は百害あって一利なし! なのでしょうか。
実は悪い存在だけではない活性酸素
誤解してはいけないのが、
活性酸素=悪者 ではないということ。
活性酸素は体の中に入ったウイルスや細菌、カビなどを除去してくれる作用があるので人間の体にとってはなくてはならないものです。
なんと活性酸素が人間の体になければすぐに病気にかかってしまいます。
しかしこの活性酸素。ウイルスを退治してくれるぐらい毒性の強い物。
そんな活性酸素が必要以上に増えすぎてしまうと人間の体の健康な細胞まで攻撃してしまうのです。
ヘアカラーでサロンを選ぶのポイント
ヘアカラー後の過酸化水素の無害化
まず、活性酸素である過酸化水素を分解して酸化をSTOPさせないといけません!!
一体どうすればいいのか!?
そこに関してはサロン様にプロ専用の情報として施術方法と製品情報をお伝えさせて頂きます。
サロン選びのポイントとしては過酸化水素の除去が出来ているか。
これが大事なポイントです。
無害化の仕組みとは
現在、過酸化水素を分解できる方法は多数存在します。
どの方法を選ぶ事が間違い無いかというと、それは即効性しかありません。
その薬剤と過酸化水素を混ぜたら過酸化水素を水と酸素に分解して泡立ちます。
そうやって調べると即効性を判断する事ができます。
無害化は過酸化水素だけではダメ
ヘアカラーサロン選びをするためにはまだ無害化しないといけない残留物質があります。
そして過酸化水素を分解したカラー剤が泡立つってどういう事?
次回、白髪の原因!過酸化水素の分解について書きます。
BACK