弟、強し。 兄は応えた。【G3】福井記念
兄弟連携で記憶に新しいのは奈良記念でワンツーを決めた三谷兄弟だろう。
勝利者インタビューで2着の兄まで登場する粋な計らいもあり、記憶に残っている。
過去にもいろんな兄弟連携はあったが、脇本兄弟にとっては今回初めての連携となった。
脇本弟の大躍進 福井の希望
地元3割増とよく言うが、準決勝では脇本弟の前を駆けた岸田がとても良い走りをしたのだ。SS眞杉を後方に置き、捲ってくる眞杉に臆することなく全開で逃げたのだ。こうなると4番手山田庸平にとっても好展開だったが、脇本弟も出渋らず、一気に捲ったことでSS眞杉を敗退させた。
121期25歳の岸田剛は福井にとっても近畿にとっても期待の若手となるだろう。今後に注目である。…いや脇本弟も25歳なのである…
期は別ながらも同い年でも福井の中心脇本の優勝に華を添えるためにも岸田はかけたのだろう。兄弟連携となれば盛り上がる。
福井の若手2人が力を合わせたのは今後の福井、いや近畿にとっても希望だ。
なお、負けたSSの眞杉も同い年の25歳である…競輪界の未来は明るい。
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