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やっぱりエンジニアリングマネージャーが面白い

エンジニアリングマネージャー、という仕事はここ5年でよく見かけるようになってきました。けど、一体どんな仕事をやるのか。わからない人も多いと思います。

コード書くのが好きなエンジニアにとってはコード書かなくなりそうで、なりたくない仕事だと思ってる人もいるかもしれません。けれどそれは誤解です。

マネージャーとはゲームメーカーだ!

チームでの開発の進め方〜人員、何を作るか、誰がつくるかまですべてカスタムできるということです。1人のプレイヤーとして関われる以上のパラメータを変えることができます。

ゲーム(開発)のゴール(事業成果)のためのあらゆる提案、そして決定ができるというのが魅力です。

コードを書きながらチームの成果を最大化していくのもよし、ルール決めをメインに関わって採用に注力するのもよし、自分の役割も自分で決めていけます。マネージャー = コード書かない人、というのも誤った認識でしたね。

エンジニアリングマネージャーの関われる4つのマネジメント

エンジニアリングマネジメントでは、大きく分けると4つのマネジメントがあると言われます。

  1. プロダクトマネジメント - 何を作るかを決める

  2. プロジェクトマネジメント - いつ、どのような進め方で作るかを決める

  3. ピープルマネジメント - 何人くらい、誰と作るかを決める 

  4. テクノロジーマネジメント - どんな技術で作るかを決める

こうみると、商品、プロセス/ルール、組織、技術と幅広く決断できることがわかると思います。1人で仕事をこなす以上の成果をこれらのマネジメントを通じて出していく仕事、それがエンジニアリングマネージャーです。

打破しなければならないバイアス

今までと同じ感覚で仕事はできません。
1日の働く時間は限られていますし、任される範囲は広がっています。
マネージャーになるにつれてアップデートすべき3つの価値観についてお教えします。

すべて自分がやる、という気持ちを投げ捨てる

プレイヤーとして成果を出してきたあなたは、ある程度自分の腕に自信もあると思います。ですが、最終的に自分がなんとかすればいいや、という思いは忘れましょう。チーム全体の成果を最大化する、それが仕事です。

定数だと思っていたものが変数になる

人が足りない?採用しましょう。業務委託を活用しましょう。予算を会社に確認しましょう。

人が育たない?育成プランを考えましょう。あなたの中に正しい育成プランがわからなければシニアエンジニアの人を参考に組み立ててみましょう。

今まで関わってこなかったものが突如として変数になります。身の回りのすべてを活かして成果を出せないか考えていくことが大事です。

Manage it!の精神で

「Manage it!」(なんとかするぜ!)という言葉があるように、マネージャーはなんとかする仕事です。成果を出すため手段は、お金で解決することも、裏技を使うことも、組織を育てて攻める正攻法も、お任せです。マネージャーであるあなたに求められていることは「なんとかする」ことです。

あなたの中に正解がなくてもあらゆる手段で正解を見つけていく力が求められていきます。

ゲームメーカーは面白い

マネージャーの仕事を簡単に説明しました。ゲームそのものを決められるのは最初は大変ですが、やればやるほど楽しめる仕事だと思います。

その中で、人を育てたり、仕組みを作ったり、文化を生み出したり。
成果を出しながらいろんなものを組み立てられる立場はマネジメントでしか経験できません。ぜひ、やってみてください。

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