Web Designing2021年10月号「Web制作者の『学び』と『発信』」のこと
雑誌『Web Designing』が8月18日に発売されました。Kindle unlimited、楽天マガジンでも読めますので、ぜひお手に取ってみてください。
隔月刊なので今月発売が10月号になるんですよね(2ヶ月先…)。毎度のことながらこの設定は1年をより短く感じさせる効果があると思います。
Web制作者の「学び」と「発信」特集
今回私が担当した小特集は、Web制作者の方を対象にした「オンラインを活用した学びと発信」がテーマでした。
制作会社の方々にご協力いただいたアンケートでは、「いまオンラインで学んでいること・学びたいこと」をお聞きしたのですが、第1位は「文章力・ライティング」でした。全体の半数の方が選択しているので、業界的にかなり大きな課題と考える人が多いんだなぁ…
と思っていたら、別のページで新しく文章力をテーマにした連載が始まっていました。これは個人的に楽しみです。早く次が読みたい!
さて、今回はいろいろな形で「学びと発信」を実践していらっしゃるクリエイターの方々にインタビューしたり、コメントを寄せていただいたりしました。そしてその皆様がご自身のSNSなどで本誌をご紹介くださっています。ありがとうございます!
発信力のある方にご紹介いただけるのはとても嬉しいです。ありがたや。
発信できないライターが特集を通して学んだこと
改めて振り返ると、今回の特集テーマ「学びと発信」は、盛大に自分自身へ返ってくるブーメランでした。
フリーランスでライター業を始めて今年で15年。度々ブログを始めたり、ポートフォリオ的なサイトを作ってみたりしましたが、どれも続かず、結局現状はTwitterで愚にもつかぬことを呟くのみ…。
今はなんとかなっていたとしても、1年後どころか半年後の保証もないフリーランスの身です。何かしら営業を、少なくとも人に伝わる発信をしていかなくてはなりません。昨年、コロナショックで激変する社会を目の当たりにして、これまでと違うレベルでそれを実感したことが、このnoteを始めるきっかけでもありました。それでもだいぶ間が空いたりしちゃいましたけど。
そこへきてこの特集です。記事制作を通してたくさんの方にお話しをお聞きする中で、私が感じたのは「学ぶ意識で発信する」姿勢でした。
「学ぶ」って、教材を使った学習だけじゃなく「改善してみる」とか「トライアンドエラー」などの行動も含まれているんですよね。「発信する」を「人に伝えること」と考えてしまうと、伝えたいことなど何もない空っぽの自分を発見してしまうのですが、「学ぶ」ことならば日々の仕事や生活の中にいくらでもあります。そして、学んだことならば自分の言葉で発信もできます。
ああ、そういうことだったのか、と。なんか、発信しなきゃって一生懸命になっていましたけど、学べばよかったんですね。そういうわけで、最近は週1回を目標に学んだことを書くようにしています。確かに、毎週何かしらあるんですよね新しい学びが。よかったらまた読んでください。
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