どっちが悪い?いやいや…
最近じゃ、こういった問題が起きるとすぐこんな風に取り上げたがる。結局はどっちが悪いか、という二極に収めたがる。
しかしまぁ、こんな風にメディアとしては大歓迎、みたいな事件が起きてしまうと「誰かが故意に仕掛けたんじゃないの?」「お芝居だったりして」なんて疑いすら見えてくる。”プロパガンダ”なんて言葉が横行する今だったらなおさら…
あ、いやいやスミスさん、失礼しやした。どちらかといえばやはり自分の嫁さんをけなされるってやっぱ嫌な気持ちですわな。
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だから敢えていいましょう。どっちが悪いか?いやいやどっちがというよりは、こんなコメディアンを呼んだイベントの主催、製作側が悪いといっておきましょう。
いくら人気があるとはいえ、公の場でのビンタは見苦しいけど、人の嫁さんを傷つけ、家族も傷つけるようなコメディアンなんぞ呼びやがって、結局その見苦しい契機を作ってしまったイベント側が問題だ。
アメリカ人はスミス氏のその衝撃的な瞬間まで、あんなコメディアンの話を一緒になって笑っていた。会場の人は少なくとも笑っていたよな。
ああ、まさしくこれっていじめの構図じゃないか。誰もスミス氏の心の傷に気づいてやれなかった。あの笑いは「そんなことくらい、傷つくほどのものでもない」とでも言っているみたいで。
「ウケればいい」「話題が盛り上がれば」そんな思いがあったんじゃないのか?コロナ禍で人が集まれない状況の中、さらに人と人との距離をあのイベントは広げてしまうきっかけを作ってしまった。
権威あるアワードであることをうたうのであれば、それなりのプレゼンターを用意しとけって。
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あ~あ、また批判を書いちゃったよ。やっぱり言いたくないですわ。だってこれが結局表現の自由を奪うんだから。
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