『アフターデジタル』に出てきたビジネスモデルを図解してみた!
こんにちは!
今回は『アフターデジタル』にて取り上げられていた、
主に中国(特にアリババ関連が多いです)やアメリカの
OMOやDXを活用したビジネスモデルを図解形式で紹介します!
OMO,DXとは?
まずはアフタデジタル時代のビジネスのキーワードとなる
OMO,DXについて簡単にご紹介します。
OMOとは、Online Merges (with) Offlineの略である。 Sinovation Venturesの李開復氏が提唱し、2017年9月頃から使われている。 単純にOnlineとOfflineが溶け合ったものとして世界を見るべきという説もある。
デジタルトランスフォーメーション(Digital transformation; DX)
とは、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念である。デジタルシフトも同様の意味である。
とされており、本書ではこれらの持つより深い意味や、
OMO,DX先進国での事例などが分かりやすく解説してあります。
Case1|HelloBike
中国の乗り捨て型のシェア自転車です。
ユーザーの行動データの蓄積により、
情報に付加価値を付け活用しているという点が特にポイントです。
Case2|DiDi
こちらも熾烈な争いの続くタクシー配車ビジネスです。
利用後に利用者と運転手が相互に評価を行うものが一般的でしたが、
DiDiでは評価基準を完全に定量化し、運転手も定められた基準を
満たす運転を心がけるという有機的なインセンティブ設計が特徴です。
Case3|平安グッドドクターアプリ
ぼったくりのような医者も多くいる中国においては画期的な
医者と患者のマッチングアプリです。
「平安」は他にも医療サービスを展開しており、
この無料アプリを起点に営業先との関係構築も行っているようです。
Case4|フーマー
オンラインとオフラインがまさに融合したスーパーマーケット。
どちらかが優位という事ではなく、単に状況に合わせて便利な方を
ユーザーは選択できるというのがOMOの考え方。
Case5|ラッキンコーヒー
店舗はドリンクの作成に特化しており、
注文はアプリ、受け取りはデリバリーなど、
オペレーションが効率化された新しい形のカフェです。
Case6|スターバックス リザーブロースタリー
こちらは日本でも目黒にもオープンし、話題になりましたね。
”コーヒー工場にいるかのようなリアリティ”がコンセプトとのこと。
どこか『チャーリーとチョコレート工場』を思い出します。
Case7|相互宝
アリペイと連携されたシェアリング型の保険。
加入者を誘うインセンティブが組み込まれているのも画期的です。
中央が存在しない(もしくは力が強くない)という形がブロックチェーンとも
相性が良さそうだなと個人的には思いました。
終わりに
紹介は以上になります!
今回はビジネスモデルを抜粋して紹介しましたが、
「これのどこかOMO/DXなの?」と思われた方は、
ぜひ本書を手に取ってみてください!😃
各モデルが様々なトレンドの紐づいており、
流れが把握できるという点においても『アフターデジタル』は
かなりオススメの一冊です!
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