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『縄文手ぬぐい本舗』を説明したい
『縄文手拭い本舗 』
約1万5000年前から1万年以上も栄えた縄文時代。燃え上がる炎のような火焔型土器。万物に宿る精霊を模した土偶。アートな世界観をモダンに表現した縄文アート手ぬぐいです。
↑ 「縄文手拭い本舗」のカタログ DL できます
縄文手拭い本舗は、現在20種類。デザイン手ぬぐいは増える一方で減ったことはほぼない。知らない間にデザインされ増えていることが何回かあったことから、現在も本当に20種類なのかは定かではない。もしかしたら21種類かも。
「縄文遺跡」もしくは遺跡のような公園などは、この決して広くない日本列島に何十万もあるようで、そのうち施設になっている遺跡も結構な数があります。ということから「うちの土偶を手ぬぐいにして欲しい」という声を頂ければだいたい染めてきました。(今もそうしています)
土器も土偶も、こんなに種類があることは、この仕事に携わったことで知りえたこと。たまたまうちは手ぬぐいメーカーなので「縄文 × 手ぬぐい」で商品化が進みました。関わっている僕たちも依頼があるたびに、その土偶や土器について勉強します。なかなかのプライスレスな経験を積んでいます。きっかけと縁と境遇に感謝。
そもそも、お仕事の関係、新潟県十日町市は、当社にとっては大きな存在。京都の会社でありながら、スタッフの半分が新潟にいる普通ではない会社です。その新潟県十日町市からはじまりました。
只今、クロステン1階ミニギャラリーでは、【縄文手ぬぐい展】を開催中!
— 道の駅 クロステン十日町【公式】 (@cross10_) July 30, 2019
火焔型土器はもちろん、遮光器土偶や合掌土偶など、縄文時代の力強いデザインをモチーフにした手ぬぐいやバッグなどを展示販売中です♪
8月いっぱい開催中
入場無料です♪#縄文#手ぬぐい#火焔型土器 pic.twitter.com/iK9zo1oKpf
ある時、どなたかのご依頼をお受けし、十日町市の笹山遺跡から出土した国宝火焔型土器をデザインした手ぬぐいを染ました。その後、縄文の文様をデザインした手ぬぐいを増やし、道の駅クロステン、十日町市博物館、農と縄文の体験実習館「なじょもん」、そして越後湯沢駅で販売を開始したのが始まりだったようなです。詳細は誰も覚えていない。
その後、弊会長がフランスやカナダにも縄文関係で出かけるご縁もありました。
この『縄文手拭い本舗』は、マニアやその業界この業界で話題にあがり、ここの土偶、あそこの土偶と、手ぬぐいの種類が増えていったのは先に伝えた通りです。
多くの人がそうであると同様に、僕も、弊社の皆も縄文時代、火焔型土器、そしていろんな土偶は目に入る「見える」だけであって「見る」ことはほとんどない人生でした。seeとwatch の違いに等しい。
最初は、土器、そして文様に興味を頂き、徐々に様々な土偶へと興味は広がっていく。(土偶のそれぞれの話は、後ほど。)
縄文手ぬぐいを、静かに少しずつ増やしました。初回に染めた110枚がまだ売り切れていない土偶もいます。商売の視点では見ていません。なんか楽しい。新しい土偶の手ぬぐいの依頼を受けることは知識の広がり。
当社の人気者、けっぱつ君と笑う顔偶。
ある時、ギフトショーに出展してみました。
大反響があり、某生活雑貨の流通や通販のバイヤーが大集合。(笑)
しかしいろいろあり、実際は少しだけ店頭に並んだか並ばなかったっけ、ぐらい。縄文で売上を狙う仕掛けがわからなかったんだと思います。
ところが2年前の夏、その時はきました。周りのお仕事仲間から「やったじゃん!」みたいなことを言われたり、「いっぱい売れるんじゃない!」と声を掛けられまくる数か月。偶然が怖かった。が。
現実はそんな甘くない、うちはしがない一零細企業。。。(つまり何もなし。苦しいような、悲しいような、でもそれで良かった夏でした。)
その後、不思議ですね地方の博物館、美術館、本屋などからのご依頼で、縄文手ぬぐい本舗が店頭に並びはじめます。
その後のその後、まさかのトーハクでも、知らない間に縄文手ぬぐい本舗が販売されていたようです。感無量です。(ハート土偶と中空土偶(茅空)の手ぬぐい)
話戻り、2年前の夏、そのその、特別展「縄文―1万年の美の鼓動」へ弟と行きました。自分たちが染めている(本当に染めている作業は染工場です)土偶や土器の本物を目にしました。watch しました。
平面の情報でしか見たことがなかった土偶も、土器も、凄いとげとげしましまもんもんしてました。時間がどれだけ合っても足りないデザインが目の前に並んでいました。
沢山の人が、僕たちと一緒にその熱いまなざしを土偶と土器に向けられていることに、少しばかりの優越感もあったり。「だろう、だろう、縄文すごいだろ!」って。
人がたくさんいるから、邪魔になってもいけない。ほどほどで退散へ。その最後に、デザイナーやアーティスト、作家さんには、マイ土偶があったという展示が印象深かったですね。真似して、マイ土偶として、のちに、合掌土偶のレプリカを是川縄文館で購入しました。 ↓↓↓ 合掌土偶のレプリカ
その後のその後その後、各土器、各土偶を見に行っています。
ゆっくりじっくり観察することができました。本物を見ること。正面から横から後ろから、場合によっては上から。出土された時の写真なども見応えあります。またあそこやあっちへ行きたい。
仮面の女神に憧れています。尖石縄文考古館には必ず行きたいですね。
縄文カラーは土色のアースカラーです。そのままダークブラン系の額縁を選ぶのか、非天然素材でアルミの額に入れるか。もしくは木でも赤とかも良いなと思います。額に入れて飾るのが楽しめる手ぬぐいです。
是非、縄文手ぬぐいを手に取って欲しい。
是非、縄文手ぬぐいを飾って欲しい。