実は間違っている?“スクワット”の正しいやり方とは?
スクワットは、
誰でも一度はやったことがあるのではないでしょうか?
ストレッチにもなるし全身運動にもなり、日常生活に生かされる動きです。
例えば、
ダンボールなど何かを持ち上げる時にも、体の動きとしてはスクワットと同じことをしています。
スクワットとは上半身を立てたまま行うヒザの屈伸運動。
物を持ち上げる動作は、
スクワットそのものということになります。
そんなに日常にある動きにもかかわらず、“キング・オブ・トレーニング”とまで言われるスクワット。
なぜそこまで効果的なんでしょうか?
下半身の筋肉を鍛えるのは、
生きていく上で重要。
そもそも体作りは下半身を充実させ、
それを土台に全身を強化していくからです。
足が太くなるからスクワットは避けたい…という女性もいますよね?
逆に、
女性は筋肉が太くならないからスクワットは向いている…
という話も聞いたことがあるかもしれません…。
女性はホルモンの関係上、
筋肉がつきにくいのは事実なのですが、
効率よく行えば、
結果の出やすいスクワットをすることが可能です。
女性ならではのスクワットの要注意ポイントは?
スクワットはストレッチにもなります。
初めてスクワットをする女性にありがちなのが、太もも前面(大腿四頭筋)を使ってしまうケース。
これでは、お尻の筋肉を使用していないので、ヒップアップ効果もなく、太ももが太くなっていくばかりです。
しかも、
続けていくほどにスクワットがどんどんできるようになっていくために、
ますます太ももは巨大化…。
スクワットはやはり正しい方法を知らないと、大変なことになりますね。
スクワットは
ゆっくり行うことから始めるのがベター。
体を壊さないための基本的なスクワットのテクニック。
初心者でも無理なく続けられるワイドスクワットを行いましょう!
1.初心者の人はゆっくりと行います。
お尻にある臀筋にしっかり効かせましょう。
2.そして、自然呼吸でゆっくりと動き、呼吸は止めないように。
3.目安は、3カウントでお尻を下ろし、
1カウントその場でキープ、
その後、
2カウントで戻します。
見た目もよく、
使える体を作りたい場合は、
速めのスピードで行います。
4.回数は、つらい!限界!と思ってから、プラス3回行いましょう。
翌日は1回増やして、毎日少しずつ増やしていくのもいいでしょう。
カウンターバランスのワイドスクワット
1:両手を前に伸ばして、バランスを取りながら立ちます。 つま先を外側へ開き、脚を腰幅の2倍弱ほど広げます。
2:股関節から外旋させます。ポイントは、つま先が向いている方向へヒザを向けること。お尻を下げる位置の目安は、ヒザが90度になる高さ。ここを目安にお尻を上げ下げします。
3: 横から見た時の姿勢も確認。背中は見た目がフラットならOK!生理的湾曲(S字カーブ)が保たれている状態です。
4:背骨のカーブを保ったまま、ヒザより下になるまでお尻を下げます。この位置を目安に上下動を繰り返します。
NGポイントは鏡の前で下記のようになっていないことを確認しましょう。
・お尻を突き出しすぎないように。
腰が反ってしまいます。
・背中が曲がって、ヒザが出ないように。
•顔が下を向かないようにしましょう。
ポイントは、
筋肉をつけたくないところには負荷をかけないこと。
動かす筋肉を知覚し、
刺激を感じながら行うことが大切です。
特に太ももを太くしたくない人は、
前もも(大腿四頭筋)に刺激を入れないようにしてください。