天体望遠鏡

子どもの頃、星空を見上げるのが好きでした。
田舎の空は空気が澄み、街灯も少ないので、
コンディションが良い時には天の河を見ることができました。
流星もチラホラ。

小学校の行事でプラネタリウムを知ってから、
季節毎のイベントを楽しみにプラネタリウムに通ったこともあります。

宇宙に憧れました。
キラキラした空の宝石箱。
たくさんの星たち・・・。

大きくなって、宇宙の知識がついてくると同時に疑問を抱くように・・・。

宇宙の形をコレと決めたのは誰?
太陽系って、いうことは他もあるってことでは?

大昔に地球の姿を見たのは?
太陽や、水星、金星、火星の色を大昔の人ってどうやって観たの?
惑星のこの並びを見つけたのは誰?

古代の人の天体観測技術が素晴らしかったのは理解できます。
でも、天体望遠鏡もなくて観測できたのかな?

教科書にある宇宙の姿って、実際に誰か観たの?
・・・
・・・

地球から宇宙を眺めているだけでは、
わからないことだらけです。

だからこそ、宇宙について語っている本を疑ってしまいます。

「あなたは、宇宙をその目で見たんですか?」

高校の時、天体望遠鏡を覗いて、
教科書通りの木星を見てびっくりしました。

実際に観たので、木星のオレンジ色も理解できました。

でも、望遠鏡を覗いても、
太陽系を導きだすのは難しいなと思いました。

月のクレーターを見ても、
火星や金星を見ても、
宇宙の形ってわからない。

外から見ないと、その姿って掴めない。


外から見た視点で教科書は書いてある。

地球が太陽の周りを回っている。
地球は傾いている。
地球の断面図も、
内核・外核・マントル・地殻と言われてますが、
そもそも地球をスライスした人はいないのに、
言い切っちゃっていいの?

違うかもしれない。

ち・が・う・か・も。

しかし違和感を抱いたまま、試験を受けて、
学校を卒業し、社会人になりました。

夜空を見上げるたびに、
地球から外の視線を感じます。

私が地球から宇宙を見上げているように、
地球の外から、太陽系の外から
地球を見ている視点があります。

実際に教科書がそうです。

教科書は誰が作ったんでしょうか。

地球の外から視点を持つ者がいるんだなと気づきました。

 
自分の姿を見るのに鏡が必要ですよね。

自分の姿を鏡に映して、
自分の外に視点を置いて、
やっと自分を見られるように、

天体望遠鏡だけを覗いても、
宇宙の姿や地球の姿は見られない。

結論は、
宇宙から地球を見ている目があり、
宇宙の姿を伝えてくれている存在があるということ。

それはどんな存在か。

その答えはそれぞれだと思いますが、

私は「高次の存在」で
「私たち、人類の生みの親」
と考えています。

あくまでも、私の考えです。

そうだという方も、そうでない方も、
最近、星空を見上げていますか?

たまには宇宙について考えるのも
悪くはないですよ。


地球人だって、広〜い宇宙から見たら地球に住んでいる”宇宙人”だと思うの。

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