お任せします
少し前まで、私はなんでもかんでも、
自分がやらないと気がすまいタイプでした。
人にやってもらうことが
なんだか申し訳なく思ってしまうとか、
説明している時間があったら、
自分でやってしまう方が早かったり、
嫌なことを押し付けている、と
思われるのが嫌だったのかもしれません。
実際は、相手もそんな風に考えていなかったと思います。
自分の勝手な妄想だったんだ・・・。
社会で仕事をすることは、
「自分一人ではなく周りの皆さんと
一緒に事に当たる」ものなんですよね。
振り返れば、自分が〜、自分が〜、だったなぁと。
もちろん、自分の目の前にある仕事は
自分で責任を持って対応する必要があります。
余計なお仕事も拾って集めていました。
みんなでやれば良かった。
そこに、絆が生まれたかもしれないのに・・・。
なにかの芽を摘んでましたね、わたし・・・。
そんな、反省の私に響いた言葉が
「お任せします」
でした。
仲間を信じて、お任せする。
自分でできることはやって、
あとはお任せする。
相手のできるところまで、
相手の行動を見守るー
「そんな悠長なことは言ってられない」
そんな声も聞こえそうですけど。
でも、お任せするって、
とても素敵な人間関係だなと気づきました。
相手の可能性を信じているから、
お任せできるわけで・・・。
自分自身もまた、
広い心で相手を見つめることができ、
余裕があるからこそ、
お任せできる状態なんですね。
実際、昔は全てに余裕がなかったので、
お任せできる環境でもなかったのですが。
最近はだいぶ緩やかになりましたね。
お任せが許されるようになりました。
あの頃はなんであんなにみんな(私も含めて)
ピリピリしていたんでしょうか?
(あの頃とは、10〜20年くらい前でしょうか?)
3分も待てない、
並んでいると怒鳴り出す、
割り込んだ、どうだこうだ、
イライラして喧嘩して・・・。
最近は、番号札を取って、おとなしく待ってくれます。
良い時代だな〜・・・。
”お任せします”
あなたに。
任された方も、
私も、
任された時は、
気持ちよく対応できます。
そして、神様に、
”お任せします”
今日一日、穏やかに過ごします。
周りにも親切にして、笑顔で過ごします。
ま、ちょっとしたミスやトラブルなんかも
あるかもしれませんけど。
お任せします、
素敵な1日になあれ・・・
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