これからの学びについて、ぼくが考えていること
先日、妻とぼくとの間に2人目の子供が生まれた。これから夜泣きやミルクをあげたりなど大変なこともあるが、それ以上に楽しく、幸福を感じれる。はずである。
------------------------------------------
自分の子どもたちが、「どんな人生を生きていくのか」なんて、分からない。一方、ぼくが今後の未来において、「どんな人生を生きていきたいのか」はあって。当たり前か!
例えばそのうちの1つとして、ぼくは「学校を創りたい」というのがある。おー。正しくいうと、「学校を創る」は手段であって、目的ではない。目的は、日本の「教育」や「学び」についてのアップデートをしていきたい、ということ。
------------------------------------------
これは26歳くらい、つまりもう7年くらい前になるのだが。
当時私はインテリジェンス(現在のパーソルキャリア)で、法人に対する人材紹介の営業をしていた。色々な人からやんや言われるかもしれないが、営業4年目となり、社内のMVPを何度か頂くなど、それなりに成果を出すことができるようになっていた。それなりっすよ、それなり。
そういった時に、ふと仕事をしていて思ったことがあった。
人材紹介の仕事というのは、転職希望の方と企業の採用したいという声をマッチングさせる仕事で、色々な経営者や人事と話をし、一方で転職希望者と話をしたりする。そんな中での気づいてしまったのだ。企業や社会から「求められている人材」と、当時の社会人には結構なギャップがあったのだ。
例えば、分かりやすく言うと当時「ITエンジニアが足りない」とか。でもこういうスキル的なものは、訓練すれば良い。どちらかというと、私が「こりゃまずいな」と感じたのは姿勢、例えば「主体性」「思考すること」「志を持つ」とかである。
では、この原因は何だろうなーと思った時に、ぼくは学校教育にあるのでは、と考えた。実際に本やネットで調べ物をしたり、母校茗渓学園の先生に話を聞きにいったりした(ちな、茗渓はとても良い学校と思っています)。
それで分かったことが、要は戦後の教育というのは、日本の高度経済成長などにはとても良かったということ。日本はものづくりメーカーが活躍し、結果的に世界2位のGDP国となって。そういったものづくりを支える作業者に必要な能力は、例えば規律を守ることや、マニュアル通りやる、上司の命令を守る、ミスしない、つまり言われたことをしっかりやることである。それに対し異論を言ったり、ミスすると、怒鳴られたち殴られたり立たされたり。うえ!それで納得できない人は、悪さしたり。そんでまた怒られて。うええ〜。
一方で日本や世界で大きな産業になっているのは、例えば変化の激しいITネット関係や、サービス業、例えば人材もそうだし観光業、これからロボットやAIなどである。それらの業界では若くてやる気があって、失敗を恐れずスピーディーに仕事する人が活躍しています。
念の為言っておくと、もちろん「規律を守る」「マニュアル通りやる」職種はまだまだあって、とても大事な仕事だとは思う。私が現在従事している、茨城いすゞの自動車整備士なんかもそうだ。でも現在、その中でも活躍しているのは、主体性や思考力、志のある人ではないか、とも思っている。あれ、何だこのギャップ?
そういった社会の変化がある中で、これまでと同じような教育で良いのかな?と考えていた。
もっと自分たちのやりたいことに夢中になれる環境を作って「主体」の経験を作ったり、先生と意見が違っても議論したり実験して自分で「思考」してもらったり、自分たちが生きる将来や未来について聞いたり語ったりして「志」を見つけたり。
そんなことが必要なんじゃないなかなって思ってました。偉そうですみません!
------------------------------------------
そんなことを色々な場で語ってみると、すごく共感してくれる人が居て。じゃあなんかやりましょうよ、ってやるのが、下記です。
宣伝か。笑 いやいや、宣伝ではなく連絡です。
いつもイベントをやってたりするわけですが、今回は「学び」や「教育」「学校」「将来」「キャリア」についての初めてのイベントをやってみます。自分だったら、こういう学校なら良いな、ってやつですね。詳細はまた別途。
そして、真面目にこれぼくの1つの目標への第一歩です。超実験。人に「主体性や志が必要っしょー」とか言っておきながら、「お前何もしてねーじゃん」って言われる大人になりたくないし、それじゃ子どもからダサって思われるし。
毎日平均30分〜1時間くらいを費やして活動しているHakko Labの、教育について考えるグループがあって、そのクルー中心にやるイベント。毎日メッセンジャーがパンクするくらい意見が飛び交ってて「絶対この人仕事してないな」って人も中にはいる不良グループですが。でも本当にみんな第一線で活躍している人たちだし、そんな人たちが今後の「学び」について本気で「遊び」ながらやっていて、僕も楽しい。
こういう「遊び」を通して学ぶことって、とても多い。というか、「遊び」から一番「学べる」。人間関係とか、まさにそうでしたよね?
これからの「学び」について、「遊び」ながら聞いたり考えたり体験して。「あー楽しかった」って思える1日にしたいと思っています。
追伸:チケットがまだ1枚も売れていません。笑 ぜひ事前チケット購入もお願いしますね(ハート)