北海道別海町バイオマス発電所

今日は仕事でお世話なった方から思いがけなく北海道根釧地域の別海町のべっかい乳業興社の乳製品を頂いた。

私は乳製品が大好きで子供の頃から変わっていない。

別海町に会社経営の角川義捷(かどかわよしかつ)氏という方がいる。30年前から別海町をバイオガス発電所で覆い尽くすそうという構想を掲げて地域産業を牽引した功績はあまり知られていないと思う。

初めてお会いしたときは私も若かったが、その考え方に本当に感動した。

バイオガスとは、酪農業から排出される家畜の糞尿を発酵させたメタンガスのこと。このメタンガスを原料とした小型の発電所を作る。

このバイオガス発電所から排出される消化液は悪臭など環境負荷を軽減する。
さらに消化液を利用した良質な牧草を育成することが出来る。

また、売電する取り組みによりエネルギー資源を生み出す。バイオガス発電においては温室効果ガスの排出はゼロとなり循環型のクリーンエネルギーである。

壮大な構想と別海町の取り組みは走り出しその後は、全国的な時流となり、初期投資をいかに抑えることが出来るかが鍵となった。

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