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60年前に書かれた人種差別の小説

60年前に書かれた作品で、絶版廃盤になったのが復刊された
人種差別の小説です。

「非色」有吉佐和子(著)
戦後、黒人男性と結婚した日本人女性の物語
日本での人種差別
日本で生きづらいのでアメリカに行ったけど、
そこでも人種差別・・・
人種差別に合いながらも自分自身も人種差別をしていること。
結局、人間は差別しながら偏見を持ちながら生きていること。


すごい物語でした。
時代は違うから、今ではちょっと考えられないなぁって思うこともあるのですが、何十年何百年たっても本質は全く変わってない。
人間は、差別と偏見で生きてるんだってこと。
文字ギッシリで途中で読めないかもって思ったのですが、途中で止めることができないほど夢中になります。
とても読みやすく、そして考えさせられました。


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