B級ホラーには夢がある
ピーター・ジャクソンやサム・ライミなど、低予算ホラー畑から出世していく監督は枚挙にいとまがない。現在公開中の『ゴジラVSコング』を4作目とするシネマ・ユニバース『モンスターバース』では、特に若手ホラー監督の抜擢が積極的に行われた。1作目の『GODZILLA ゴジラ』ではギャレス・エドワーズ。彼は2010年にSFホラー『モンスターズ/地球外生命体』をわずか150万円の製作費で完成させたという実績を持つ男。本作は全米でヒットしただけでなく、モンスターバースの始動を待つワーナーへの