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空想旅行

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ローカルタウンの可能性

8月22日(土)に世田谷区の羽根木というエリア(最寄駅でいうと京王井の頭線の新代田駅)で開催された「羽根木マルシェ」というマルシェに出店者として参加させていただいた。普段はこういった企画を仕掛ける側だったり、どこかの書店と組んでポップアップを開催したりしているので、実は5年ほどa quiet dayの活動してきた中でこういった外部のイベントに出店することは実は初めてだったりする。「ファッション」、「インテリア」、「花」、「コーヒー」など暮らしにまつわるあらゆるジャンルのお店が

をもかげ

言葉にはそれを使うシチュエーションと紐づいた言葉がある。面影という言葉もその類の一つだ。 実家に帰って思い出のアルバムをめくりながら、数十年ぶりに友人と再会したタイミングなどに、今と見比べながら「面影がありますね。」といった感じにだ。 字面を見ても面白い。「面」という字と「影」という字が組み合わされて表と裏のような、相反するけれどお互いが影響し合う関係性を感じ取ることができる。 「面」はストレートに「おもて」つまり顔を意味し、一方、「影」は本来「何かに光が当たり、遮られる部

夢は見ているか。

最近は夢をよく見ている気がする。 梅雨特有のムシムシした感じや季節の変わり目で体が変化しているからなのだろうか、明け方になると急に目が覚めてしまい、まだ起きるには早いと目を瞑るのだけれど、うつらうつらするだけで深い眠りにはつけない。そんな時に夢をよく見る。 高校時代に戻りサッカーボールを追いかけていたかと思えば、会社員時代の営業先に向かっている電車の車窓から流れる街並みを目で追っていたりしている夢だ。よく夢は現実世界の出来事を整理していると言われるけれど、過去にタイムスリッ