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最新号のマガジンa quiet dayのローンチ、そしてクライアントの展示会のディレクションやカタログの制作などが重なり、リモートワークが中心とはいえ、ここ数ヶ月はとても慌ただしい生活を送っていた。Macのスクリーンと睨めっこをしている時間が長くなればなるほど、手応えのない虚しさを感じてしまうのは、デジタル時代の中での新たな課題のような気がする。 こういった状況の中、シェア出来る畑を借りて野菜を作ったり、料理に精を出す人もいるようだ。こういったことは、デジタルの空虚感に対し
装丁やデザインを生業としつつ小説家・エッセイストとしても活躍されている吉田篤弘さん。普段から読書はする方なのだけれど、タイトルや内容を読まずに著者の名前だけで欠かさず書籍を購入して読んでいるのは、氏の作品だけのような気がする。 いつも予約注文をしていて正確な到着日を把握していないがため、何の予兆もなく自宅のポストに届くのだけれど、そんな感じも不意をつかれたプレゼントが贈られてくるようで、書籍が届くだけでなんだか日常のエッセンスとなっている。そんな新刊「ぐっどいゔにんぐ」が昨
成田空港を午前11時頃に離陸すると、同日の現地時間の午後4時頃にデンマークのコペンハーゲン空港に到着する。10時間から11時間ほどの飛行機の旅となるのだけれど、いつも機内ではあまり寝られずに見たかった映画や本を読みながら時間を過ごす。到着の午後4時頃と言えば夏時間であれば日本時間の夜の11時、冬時間であれば翌日の0時になることもあり、空港のゲートを抜けてバゲージクレームで荷物を待っている頃には、襲いかかる睡魔との戦いが待っているのだ。 長距離便は特に大型のスーツケースはなかな