環境NGO&英語研修体験 フリータイム
研修センターでは、研修生同士で朝、昼を一緒に食事をします。寮母さんの料理の腕もよく、毎日、おいしい食事を頂いて研修生の間で話も弾む。
食事中は自然と何気ない世間話に始まり、「バコロドへは関西空港発なら5万円で往復できるよ」という耳寄り情報を頂いたり、昨日の出来事の感想などなど、いろいろ話します。
ヒロとトムは、ここの食事はとてもおいしいと言っていた。確かに旨い。彼ら二人は他の英語研修学校にいた経験があり、そこの食事が口に合わなかったので外食していたとのこと。私は初めての英語研修であったがとてもラッキーだ。
会話の中で私の趣味とか旅行志向を語っていたら、「Skipperさんが自然派志向なら、Don Salvador Fallに行くといいよ」とヒロさんとトムさんがアドバイスしてくれた。
「予定は詰まっているし、授業をさぼらないといけない。現地語を話せないので行けないよ」と話したら、「倉田さんならアレンジしてくれるよ」とヒロさんが後押し。
ダメもとで尋ねてみたら、アレンジしてくれちゃいました!
しかもIkaw-AkoスタッフのCさんのフルアテンド付きで!
そして山間部の田舎の滝見学ツアーは次の水曜日となったのである。
夜は、ヒロさんとトムさんで夜のバコロドのB級グルメツアーへ出掛けた。
ご両人ともバコロド通で、露天の屋台店の焼き鳥屋に連れて行ってくれた。まさに歩道上の店である。焼き鳥はどれもボリュームたっぷりでおいしく、ビールがどんどん進む。腹いっぱいに飲み食いしてもせいぜい一人600円程度であった。物価がとても安い。ママさんは日本に行きたいらしく、ビザがほしいので日本の身元引受人になってくれないかと相談された。フィリピン人は出稼ぎして親戚を養い、経済的に豊かになって凱旋してくるのが一般的な夢なのだそうだ。農業県だから無理もないことだと思うが、いろいろあとから紐がついてきそうなのでビザの話は鄭重にお断りした。