Shinozaki K.

カメラ=海馬

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マガジン

  • 【フィルムカメラ】【オールドデジカメ】“記事纏め”

    かつて確かに存在したフィルムカメラやデジタルカメラの追憶と活躍。

最近の記事

〖Nikon F3/T〗出雲大社のモノクロ敬仰

愛機のNikon F3/TとAi AF Nikkor 18mm F2.8D、 モノクロのDELTA100で出雲大社と向き合う。 古事記、日本書紀の舞台と言われている 場所はいくつもあるが、出雲大社の荘厳 な空気は神話を信じさせてくれるに足る 説得力に満ち溢れている。

    • 〖LEICA D-LUX4〗マダムタッソー禁断のローアングル

      • 〖Nikon F3/T〗函館フォトジェニック

        活気ある札幌もいいけど、悠々とした函館の 空気感がよい。 NikonF3/TにCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF.2、 PROVIA100Fで、その空気感を写したい。 空港も含めて観光も食事もコンパクトな 範囲で楽しめる函館は楽でよかった。

        • 〖LEICA D-LUX4〗伊賀牛すき焼きと千畳敷の長廊下

          伊賀牛すき焼きの「金谷」。 すき焼きをたべる機会はあまりないが、 関西風のすき焼きと聞いて興味が湧いた。 高照度のLEDが主流の今、蛍光灯の灯りの下、 畳の上に胡座をかいて食べる鍋も風情がある。 食材、調理、場所、雰囲気、そして人の温かみ があって、食文化は成り立つものなのだろう。

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        • 【フィルムカメラ】【オールドデジカメ】“記事纏め”
          12本

        記事

          〖CONTAX Tvs DIGITAL〗鬼子母神の母なる駄菓子屋

          子供の頃、毎日のように通っていた 駄菓子屋が、もう見られなくなって しまう日が来るのは、そう遠くない のかもしれない。   東京、雑司ヶ谷にある鬼子母神には、 江戸時代から続く上川口屋で今でも 王道の駄菓子が売られている。   そこはタイムスリップしかたのような 子供の頃に見た光景が目の前に現れる 場所であり、ノスタルジックな感情に 少し胸が締め付けられる場所でもある。 人間の子供を食べて、その後改心した 鬼子母神に子供たちが集まる駄菓子屋 があるというのも何となく興味深い

          〖CONTAX Tvs DIGITAL〗鬼子母神の母なる駄菓子屋

          〖Nikon F3/T〗時空が交差する豊洲今昔

          昔は造船所と野っ原しかなかった 豊洲も今やおしゃれな街になった。 Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF.2で、 昔と今が共存する豊洲を撮り歩く。 豊洲や晴海など、ベイサイドの変貌は、 ずっと続いていくことだろう。 長閑な風景がなくってしまうことは少し 寂しいが、消えゆく風景を写真に納めて 記録していく楽しみもある。

          〖Nikon F3/T〗時空が交差する豊洲今昔

          【オールドデジカメ】Voigtlander Vitoret RM6.0 コンデジに転生した老舗ブランド

          1756年といえば、平賀源内とか青木昆陽 とか杉田玄白が生きていた江戸時代。 日本の近代化の萌芽が育ち始めたころ、 世界最古と言われるカメラメーカーである フォクトレンダーが誕生している。 いまはもうフォクトレンダー社はないが、 日本のコシナが、そのブランドを引き継ぎ フィルムカメラやレンズを製造している。  偶然見つけたフォクトレンダーのロゴが 入ったコンデジは日本未発売らしい。 コシナ以外にも海外の会社でライセンスを 持っていたのだろうか。かなりの珍品。

          【オールドデジカメ】Voigtlander Vitoret RM6.0 コンデジに転生した老舗ブランド

          【オールドデジカメ】Rollei da8535 Prego ローライの威を借るトイデジ

          ライセンス商品と分かっていても、 好きなブランド名に目が止まってしまう のが、ブランドライセンス商売の魔力。 ローライと言えば二眼レフやコンパクト カメラで有名なドイツ老舗メーカー。 その名が付いたチープなデジカメは、 単3電池2本で動くというお手軽さ… どう見ても完全なるトイデジである。 ボディはラバーで包まれ持ちやすい。 ただし写りに関してはかなりクセが ある代物で、結構周辺減光が目立ち、 デジカメ特有の墨がかった写りと、 ベタついた彩度とコントラストが特徴。

          【オールドデジカメ】Rollei da8535 Prego ローライの威を借るトイデジ

          【オールドデジカメ】LEICA C-LUX1 ライカの端くれ

          2006年発売。 LEICA C-LUX 1はパナソニック社製 のLUMIX DMC-FX01にLEICAマーク を付けただけにほぼ等しい、ライカ 史上現時点で一番安いカメラである。   安いといってもパナ製の同型より、 倍近い価格設定なのだか、それでも 日本の市場にそれだけ買う人がいる ということだったのだろう。 そういえば、買ってすぐにノイズが 入るようになり、銀座のカスタマー センターに修理依頼に行ったのだが、 待合室にいる人たちが持っているのは 当然のことながらレン

          【オールドデジカメ】LEICA C-LUX1 ライカの端くれ

          〖KODAK M35〗未だ無機と有機が調和しない高輪

          山手線に新しくできた、高輪ゲートウェイ駅。 ほとんど乗ってこない。 ほとんど降りない。 駅前には、まだ何もない。 駅名が意味不明。 だけど隈研吾氏デザイン。   そんな高輪ゲートウェイ駅から、 桂坂を登って古き良き高輪界隈まで、 チープなフィルムカメラ片手に歩く。

          〖KODAK M35〗未だ無機と有機が調和しない高輪

          〖BABYLON.4〗モノクロ写真絶句 大久保篇

          フィルムの1コマを4分割して写せる、 トイカメラの中でも変わり種の存在の BABYLON.4にモノクロILFORDを詰め、 新宿の東の方で撮り歩き。

          〖BABYLON.4〗モノクロ写真絶句 大久保篇

          〖BABYLON.4〗モノクロ写真絶句 新宿篇

          フィルムの1コマを4分割して写せる、 トイカメラの中でも変わり種の存在の BABYLON.4にモノクロILFORDを詰め、 新宿の東の方で撮り歩き。

          〖BABYLON.4〗モノクロ写真絶句 新宿篇

          【フィルムカメラ】KODAK M35 チープさを愛する心

          チープというと蔑んだ意味で使われる ことが多いが、あえてそこを好む人が、 少なからずいることも事実。   例えば、カシオのデジタル腕時計が 「チープカシオ」として流行ったり、 トイカメラや「写ルンです」ブーム、 B級グルメなんかもチープ愛だろう。   知り合いから偶々いただいた日本限定 グレーカラーの「KODAK M35」。 カメラというよりもオモチャのような パッケージングで、量販店で見た時は 何種類ものカラフルなラインナップで、 そのディスプレイが目を引いた。 もちろん

          【フィルムカメラ】KODAK M35 チープさを愛する心

          【フィルムカメラ】BABYLON.4 四つ目の個性派トイカメラ

          2003年発売。トイカメラブーム譚で、 必ず出てくる変わり種がBABYLON.4。 他にも四つ目レンズのトイカメラは あったが、意外な高性能と希少価値で レアな存在となっている。 35mmフィルムを4分割するフォームで、 1コマずつの個別撮影、4コマ同時撮影、 連写で4コマ撮影の3方法が選択できる。 組み写真のようにストーリー性がある撮影 できたり、1枚の写真に収まった無関係な 4シーンが意味ありげで面白かったり、 多機能で秀逸なコンセプトが魅力のカメラ。 トイカメラの

          【フィルムカメラ】BABYLON.4 四つ目の個性派トイカメラ

          【フィルムカメラ】Vivitar Ultra Wide&Slim 超・広角✖️軽量トイカメラ

          2000年あたりから、LOMOのフィルム カメラなどを発端にトイカメラブーム なるものが発生していた。 特徴としては、プラスチックレンズでの チープなフィルム写真と、大手ではなく 聞いたこともないような会社から販売 されているインディーズ的な存在感が、 「当時」のサブカルリーダーたちから 支持されていたと記憶している。 Vivitar社は、結構歴史がある米国の メーカーのようだが、当時でもあまり 聞き馴染みのない会社名だった。 とにかく、コンパクトフィルムカメラ として

          【フィルムカメラ】Vivitar Ultra Wide&Slim 超・広角✖️軽量トイカメラ

          〖CONTAX Tvs DIGITAL〗あまり知られていない九段、の春

          桜とお堀の風景が美しい千鳥ヶ淵や、 桜の開花宣言の基準となる標準木が ある靖国神社。大学などの卒業式や 入学式が行われる日本武道館など、 春の九段は何かしら人が集まる季節。 それ以外にも九段坂周辺には、あまり 知られていないが、行ってみたくなる 隠れた名所がいくつかある。 大東京の中心地、江戸の名残も風情にて。 千代田区歌より

          〖CONTAX Tvs DIGITAL〗あまり知られていない九段、の春