カンボジア🇰🇭きっかけ•動機
現在大学生のTakuです。本日は、私が経験したカンボジア留学について書き記していきます。
留学というのは、様々な要因が複雑に絡み合って、決断に至るまでに多くの葛藤を抱くと思います。
そのような悩みを抱えていたり、留学に興味を持っている方々に向けて、私自身が感じたことを、実体験に沿って、伝えていこうと思います。
↓資料作成に必要なため、もしよければご協力の程宜しくお願いいたします🙇
https://docs.google.com/forms/d/1qgAYQI1f5q2oZEmuIjecVv89oQb_FYC0NbTGu6aurRg/edit
1. カンボジアでのマーケティングプロジェクト
このプロジェクトは、株式会社スパイスアップ・アカデミアが主催する海外インターンシップで、実際にカンボジアに足を運び、現地のビジネスに触れながらヒアリングからセールスまでを一貫して体験できるプログラムです。
私たちの任務は、現地の飲食店のマーケティング戦略を立案し、実際にビジネスの現場で実行することでした。
私たちのマーケティングプロジェクトの最終的な目的は、得た売り上げをカンボジアの貧しい学校の子どもたちへ寄付することでした。
現地で飲食店経営というビジネスを行うだけでなく、その成功が地域社会に還元され、未来を担う子どもたちの教育支援に繋がるという考えが根底にありました。
私たちが行った活動は、単なるビジネスの枠を超え、社会貢献と持続可能な成長に繋がる取り組みだったのです。
2. きっかけ・動機
ある日、大学から届いた一通のメール。「カンボジアでの飲食店経営をサポートするマーケティングプロジェクト」という内容でした。
それまで私の頭の中にはフィリピン留学という計画しかなかったのですが、なぜかそのメールを見た瞬間、心の中で強く「これに挑戦しなければならない」という直感が働いたのです。
何に惹かれたのか。
それは、「未知の世界」に飛び込むチャンスだったからかもしれません。
カンボジアという国は、私にとって全く縁のない場所でした。
しかし、マーケティングという分野に興味を持っていた私にとって、異なる文化や消費者行動を直接肌で感じ、学ぶことができるというのは非常に魅力的でした。
特に、現地の経済状況や文化に合わせてどのようにビジネスを展開するかを学ぶことで、自分の視野が大きく広がるのではないかと期待していました。
幸いにも、私の周りには「挑戦したい」という気持ちを大切にし、応援してくれる環境が整っていました。だからこそ、その瞬間に決断し、行動に移すことができたのだと思います。
3. ハードスケジュールで迎えたあの日
カンボジアに出発するその日、私はまだフィリピンに滞在していました。スケジュールはあまりにもタイトでした。
是非まだ読まれていない方は以下から記事を読むことができます。
フィリピンから日本への帰国便に乗り、日本に滞在した時間はわずか10時間。
帰宅してすぐに荷物を詰め直し、仮眠を取る暇もなく、次のフライトに向かう準備をしました。
頭の中は、これからの未知の挑戦に対する不安と期待でいっぱいでした。
「本当にこのスケジュールで大丈夫なのか?」という思いもありましたが、それ以上に「これからの経験が自分を大きく成長させるに違いない」という信念が私を支えていました。
飛行機に乗り込んだ瞬間、やっと少し気持ちが落ち着き、次のステージに向けた心の準備ができたように思います。
4. 衝撃を受けたカンボジア
不思議な感覚
カンボジアに降り立った瞬間、これまで自分が想像していた以上の衝撃を受けました。
周囲の人々からは、カンボジアに対するさまざまな懸念を聞いていました。
特に治安面や地雷の問題です。
実際、トゥクトゥクに乗っていた友人が携帯を盗まれるという事件もありました。
しかし、そうした懸念を抱えつつも、私が感じたのはカンボジア独特の時間の流れでした。
日本では感じられない、ゆっくりとした時間。
現地のマーケットを歩いていると、まるで時間が止まっているかのように、静かで穏やかな空気に包まれているのを感じました。
道端では小さな屋台が並び、地元の人々が楽しげに話し、笑い合っている。子どもたちは裸足で遊び回り、その無邪気な笑顔が心に沁みました。
私は現地の人々の強さや優しさ、そして彼らが築いている穏やかなコミュニティに強く惹かれました。初めて訪れる土地でありながら、どこか懐かしさを感じるような、不思議な感覚に包まれました。
地雷の存在
もちろん、地雷の存在は現実としてありますが、日常生活でそれを過度に意識することはありませんでした。
実際に以下の図から分かるように、首都プノンペンやシェムリアップ(世界遺産アンコールワット)の周囲には地雷がほぼないと言っても過言ではないでしょう。
また、佐藤 源之先生の論文にもあるように、テクノロジーの発展は著しく、地雷を取り除くべく多くの方々が活動を行っています。
ドローンやロボット、AI、センサー技術などを活用し、従来の手法より効率的かつ安全に地雷を発見・除去できるようになってきているのが現状です。
また、ナノテクノロジーやバイオテクノロジーを利用した新しいアプローチも期待されています。
ただし、地雷の多様性、地形の複雑さ、コストやリソースの制約など、実用化には課題が残っており、完全な地雷除去には技術的な進展だけでなく、国際協力と持続的な支援が不可欠であると感じます。
5. まとめ
カンボジアでの経験は、私にとってかけがえのないものとなりました。
治安や地雷といった現実的な課題もありますが、それ以上に感じたのは、現地の人々の温かさや、ゆっくりとした時間の流れに心が癒されるということ。
自分の視野が広がり、これまでの価値観を見直すきっかけとなりました。
このプロジェクトで得た学びや経験は、今後の人生の指針となり、私の成長の土台となることでしょう。
次回は、「カンボジア留学で広がった視野と変わった価値観 〜日本との意外な共通点と驚きの違い〜」について、実体験をもとに、留学を通じて価値観がどのように変わり、視野が広がったかを発信していきます。
カンボジアでの経験を通して得た新しい視点や、日本との文化的な違い・共通点を踏まえながら、考え方の変化をお伝えします。
この記事が役立ったと思ったら、ぜひフォローやシェアをお願いします🙇
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?