お金のロードマップ33話 金持ち父さん貧乏父さんの教え５vol.18 キャッシュフローゲームでラットレースの抜け出し方を学ぼう
人には本人が気づかないだけで必ず才能を秘めています。しかし、それを開花させるためには度胸が必要です。あなたなら必ず成功できます。恐れず行動していきましょう。
前回のまとめですが、
①才能を開花させるためには度胸が大切である
②変化を恐れず、流されず、受け入れよう
③変化の時代に対応して情報を取りに行き、取り残されないようにしよう
です。
今回はロバート・キヨサキ氏が開発したボードゲーム『キャッシュフロー』を少し紹介していきたいと思います。
キャッシュフローゲーム
その名の通りお金の流れがわかるゲームです。
私も何度かプレイしたことがありますが、お金の動きが自分の人生とかぶる部分や学びえる部分がとても多く、楽しかったです。
損益計算書と貸借対照表を書きますが、一緒にプレイしている人が優しく教えてくれたので、数字が好きでない人も問題なくできると思います。
このボードゲームを繰り返しやることで、損益計算書と貸借対照表の関係性がだんだんわかってくると思います。そして今の自分に必要なもの、収支の状況を見直そうという意欲が沸いてきます。
そして最終的にはラットレースから抜け出すためには資産からの月々のキャッシュフローを増やし支出を上回ることで経済的自由への道が拓けるというのがわかると思います。
本ゲームは内側の「ラットレース」から外側の「ファーストトラック」へ移ることが第一段階です。いかにラットレースからファーストトラックへ移行できるかが鍵となります。
本ゲームをプレイすることであまり興味をいだけない方も中にはいるかもしれませんが、そのような態度ではいつまでもお金の奴隷です。好きになれないなどという安直な理由で学びのチャンスを潰しているようではあなたは明日も同じくお金のために働く毎日に明け暮れる生活に戻るでしょう。
何かを学ぼうとすることは姿勢に現れ、チャンスはそういった人の前にやってきます。ゲームで学んだことは実際の自分の行動に反映させていきましょう。
インプットするだけではただの時間の浪費です。
学ぶことにもっと真剣になりましょう。
ちなみに私もこのキャッシュフローゲームを持っていますが、一緒にキャッシュフローゲームで学んでいける仲間を地元青森で集めたいと思っています。
解決策を思いつくには選択肢を増やすしかない
キャッシュフローゲームの目的は何か。
それはゲームに参加してもらった人に複数の選択肢を持ってもらうことです。
このゲームをプレイすることで世のお金持ちがどのようにラットレースからファーストトラックへ移行して、ファーストトラックではどのような世界が広がっているのかわかるようになっています。
ラットレースから抜け出すためには何通りもの解決策がありますが、それを自ら考え答えを導きだしていくのがゲームの目的となっています。
もちろん答えは一つではないですし、他のプレーヤーに相談しながら自分なりの考えを持って決断していきます。いち早くラットレースから抜け出すためには数字に強くなり、理解することが必要です。自分が目標とする収入があるとすれば逆算していくら今買うべきなのか、そしてそれは本当にその額でいいのかというように思考していきます。考えることを放棄するとお金のために働いている状態と同じになります。
人生ゲームとは似て非なるもので、より実践的なものです。
カードを引く順番を決めて、サイコロを振り出た目のところのカードを引きます。この引くカードがいいか悪いによって不満ばかり言う方もいるかもしれません。それは「自分」が引いたカードが良くないだけです。プレーヤーは他にもいます。チャンスをしっかりとものにするためには「自分だけ」という思考から抜け出す必要があります。
また、いいカードを引いてもお金がないと「もっとお金があれば」と文句を言うかもしれません。
「もっと○○なら」「もし○○であれば」という思考は解決策を探さずに目の前のチャンスを放棄しているようなものです。
人生最大のチャンスがそこにあるのにチャンスだと気付かない、チャンスなのに掴もうとしないと、他の人が先にラットレースから抜け出していくかもしれませんね。
だからこそファイナンシャル・インテリジェンスを鍛えるのです。
より多くの選択肢を持つことこそが人生を豊かにする方法です。
本書からの引用になりますが。
・自分の経済状態を好転されるにはほかに何ができるだろう
・チャンスがめぐってきたのにお金がなくて銀行も見向きもしてくれないとき、なんとかチャンスを活かすにはほかに何ができるだろう
・予想がはずれ、あてにしていたことが起こらなかったとき、残ったはずれの景品をどうやって百万ドルに変えるか
解決策を思いつくには、どれだけお金に関する創造力を発揮できるかが鍵です。
私の周りにも多いですが、「なにかいいこと起こらないかな・・・・」と言う人はいますが、そのような人はいつまでも来るはずがないチャンスを待ち続けることになります。チャンスは自ら作り出すものです。
ぜひ学び続けて、チャンスを作りだし、お金を作りだし、ラットレースから抜け出しましょう。
まとめ
①キャッシュフローゲームで損益計算書と貸借対照表の関係性を理解しよう
②いち早くラットレースから抜け出し、ファーストトラックへ移行するには選択肢をたくさん持つことが大切
③チャンスは待つものではなく、作りだすもの
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