【FX】先週の振り返り&今週(2/12~)の相場観とトレード戦略


先週の振り返り

先週(2/5~2/9)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • ドル円・クロス円を押し目買い。

※ 詳細は下記記事にて。

2/8(木)の内田日銀副総裁の「マイナス金利解除後もどんどん利上げするパスは考えにくい」という発言をきっかけに円全面安となり、ドル円は上値の重かった149円を明確に上抜け、ドル円やいくつかのクロス円は年初来高値を更新した。

発言内容的には日本人にとっては特段サプライズではなかったが、欧米勢は日銀の利上げが進むと考えていたのか、ただ円売りの材料にしたのかは定かではないが、主だった経済指標がない中で相場が動くきっかけとなった。

材料が少ない中、トレード戦略通りドル円・クロス円の押し目を待っていたが、押し目がほとんどないまま内田副総裁の発言で上がってしまったので波に乗れず。

円が全面安だったので、比較的円に対しても反応の弱いスイスフランを170円後半から少額で何回か売ってみたが、170円ミドルが硬かったので微益で撤退した。

今週(2/12~)の相場観・トレード戦略

注目の経済指標は下記のとおり。

2/12(月)
RBNZ総裁発言、BOE総裁発言
2/13(火)
英失業率&失業保険申請件数、米CPI
2/14(水)
英CPI、BOE総裁発言
2/15(木)
日第4四半期GDP、豪失業率&新規雇用者数、英第4四半期GDP、ECB総裁発言、米小売売上高
2/16(金)
英小売売上高、米PPI、ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)

今週は米英のCPI、日英の第4四半期GDP、英豪の雇用統計、そして米当局者発言が続く。

ドル円・クロス円がすでに上がってしまったので非常に難しい展開。
焦点は引き続きドル金利の折り込み具合と、日銀の金融政策修正の行方になるが、メインはドル金利の動向。

また、SNBジョルダン総裁の先月のハト派発言から、スイスフランに徐々に売りが入ってきているように見えるスイスフランだが、売り方向でのトレードをアイデアとしていれておきたい。

ただし、どのペアに対して売るかで、テクニカル的には月足や週足で買われすぎ&ダイバージェンスの出ているスイス円で売りたくなるが、今のところ円が最弱通貨に戻っているため反応が鈍い。

引き続きスイングではドル円・クロス円を押し目買いしたいが、短期で細かくトレードするしかないかといったイメージ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?