【FX】先週の振り返り&今週(12/23~)の相場観とトレード戦略
先週の振り返り
先週(12/16~12/20)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。
短期トレードメイン。
中長期でユーロ売り目線(ユーロドルに安心感)
ドル円・クロス円押し目買い。
クリスマス休暇前&年末なので無理せず。
※ 詳細は下記記事にて。
先週は実質今年最後の一週間で、FOMCと日銀会合待ちの相場だった。
FOMCは市場予想通りの25bpの利下げだったが、パウエルFRB議長の会見はタカ派。
ドットチャートは、2025年・2026年ともに2回の利下げ、longer runの金利も3.0%に上昇し、ドル全面高・米株3指数は大幅安となった。
日銀会合は市場コンセンサス通りの金利据え置きだったが、植田総裁の会見では1月利上げに関する言及はなく、もう少し材料が欲しい・利上げまで1ノッチ発言が、極めてハト派と受け取られ円が暴落。
FOMC後のドル高、日銀後の円安の動きを受けて、ドル円は一時157.92円まで上昇、一週間で約4.8円も暴騰した。
先週のトレードは、ドル円・ユーロドル・ユーロ円をひたすら短期でまわすも、流れに乗れたり乗れなかったりで、一週間の収益は微益だった。
今週(12/23~)の相場観・トレード戦略
注目の経済指標は下記のとおり。
12/23(月)
とくになし
12/24(火)
RBA・BOJ金融政策決定会合議事要旨
12/25(水)
日銀総裁発言
12/26(木)
米新規失業保険申請件数
12/27(金)
東京区部CPI、日銀会合における主な意見の公表
今週はクリスマス週となるため、日本以外の経済指標の発表はほぼなし。
現状を確認しておくと、、、
12/17時点のIMM円売りNETポジションは、5961枚とほぼフラットまで減少。
ただし、12/18FOMCと12/19日銀会合以降、円安が加速しているので、新たな円売りポジションが構築されていると想定。
FF金利の利下げ織り込みは、FOMC以降急減し、来月のFOMCでは金利据え置きが91.4%。2025年末までの利下げが、1回が36.4%、2回が30.2%で中央値は約1.5回まで減少。
クリスマス休暇前ということで、先週末は短期筋のドル買い・円売りポジションの利確が入っているような動きだが、年末年始となる来週は日本市場が閑散とするため、投機筋による円売りの仕掛けの可能性を想定しておきたい。
今週のトレード戦略は、休むも相場なので基本トレードなし。
ただし、日銀の利上げ観測後退とすぐに円買い介入をする可能性は低いことから、年末年始および向こう1~2か月は円売り目線。
一応、日銀金融政策決定会合議事要旨と植田総裁発言はチェックはするが、相場が大荒れすることがなければ、マーケットのモニターもしないでリフレッシュする。