【FX】先週の振り返り&今週(8/5~)の相場観とトレード戦略


先週の振り返り

先週(7/29~8/2)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • 週前半は、超短期トレードで細かく臨機応変に。

  • 中長期ポジションは、日銀の金融政策を待って結果次第。

※ 詳細は下記記事にて。

先週は株安・円高が大きく進んだ一週間となった。

もっとも注目が集まっていた日銀金融政策決定会合は、25bpの利上げと四半期ごとに4000億円の国債買い入れ金額減額となった。

日銀会合の前夜に利上げのリーク報道があり、円買いがやや進んでいたがドル円は152円台を割れず。

日銀の政策発表後も瞬間的に152円を割ったものの、すぐに154円台手前まで反発となったが戻りは限定的で、植田総裁会見後の欧州時間になると円買い再開となり、ドル円は明確に152円を下抜け。

同日のFOMCを控え、ドル円は150円前後でやや下げ止まっていたが、FOMC通過後の翌東京時間になると、明確に150円も下抜け148.50円まで下落。

その後は150.88円まで買い戻しが進むも、米ISM製造業景況感指数が市場予想を大きく下振れ戻り売りが再開。

それでも148.50レベルはまだサポートされていたが、米雇用統計でNFPと失業率が軒並み弱い結果となったことで、もう一段安となりドル円は146円台ミドルで週を引けた。

先週のトレードは、ひたすらドル円・クロス円のスキャルピングをしたが、日銀発表前夜の利上げリークで、その後のトレードがやりづらくなり、値動きの割にはそれほど収益を出せなかった。

今週(8/5~)の相場観・トレード戦略

注目の経済指標は下記のとおり。

8/5(月)
BOJ議事要旨公表、米ISM非製造業景況指数
8/6(火)
RBA金融政策&総裁会見
8/7(水)
NZ第2四半期失業率&就業者数
8/8(木)
日銀金融政策決定会合における意見の公表、RBA総裁発言
8/9(金)
加雇用統計

先週はマーケット全体が非常に大きな動きとなっており、落ち着きどころを探る一週間となりそう。

週明けはドル円・クロス円はセリングクライマックスの動きが出る可能性もあるので、オセアニア時間から値動きを注視。

ドル円は一旦146円ミドルがサポートとなっているので下げ止まる可能性があるが、先週は節目という節目を全て下抜けしてきているため、明確な底打ちのサインを待ちたい。

7/30付のIMM円売りネットポジションは7.3万枚まで急減していて、さらにそこからドル円は6円下げてるので、円ショートポジションの解消に加え、円ショート勢の損切りが相当進んだと想定。

底打ちのサインがあれば、ドル円・クロス円は一旦反発する場面もあると考えるが、反発したところは戻り売りしたい市場参加者もいると思われるので、今週はボラが高い相場がまだ続くイメージ。

今週のトレード戦略は、短期トレードに集中。
相場が落ち着かないため、スイングトレードのポジションは取りづらく、ドル円・クロス円はセリングクライマックスがあれば、ロングで少しずつ入りたい。

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