【FX】先週の振り返り&今週(11/25~)の相場観とトレード戦略
先週の振り返り
先週(11/18~11/22)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。
ユーロドルとユーロ円をメインに戻り売り
※ 詳細は下記記事にて。
※先週末に予定が立て込んでいて時間が割けなかったため、先週の振り返りはざっくり。
先週はロシアの核兵器使用基準引き下げや、ウクライナがイギリス製ミサイルをロシア領へ発射などのヘッドラインで、円相場は上下に振れる展開。
ユーロは欧州各国のPMIが軒並み悪く、景気停滞感が強いことから、最弱の動きとなり、ユーロドルは一時2022年11月来となる1.0331をつけた。
先週のトレードは、ホールドしていたドル円・ユーロ円のロングポジションは予定通りスクエア。
その他、ドル円をデイトレで少し利益を残せたのみ。
ユーロドルは下方向で見てたものの、1.05台が底堅く、下目線のトレーダーがかなり多くなっていたため、様子見をしていたのでユーロドル急落場面はうまく乗れなかった。
今週(11/25~)の相場観・トレード戦略
注目の経済指標は下記のとおり。
11/25(月)
NZ第3四半期小売売上高
11/26(火)
米FOMC議事録公表
11/27(水)
豪CPI、RBNZ金融政策決定会合&総裁会見、米新規失業保険申請件数、米PCEデフレーター・コアデフレーター
11/28(木) 米祝日
RBA総裁発言、独CPI
11/29(金) 米祝日
東京区部CPI、BOE金融安定報告書公表、欧CPI、加GDP&第3四半期GDP
今週は月末週で、28日(木)からはアメリカが連休入りとなる。
米感謝祭を通過すると少しずつマーケット参加者が少なくなってくるので、今週は週前半25〜27日の短期決戦になるイメージ。
月末フローやヘッジファンドの決算などのフローを考えると、ユーロドルの調整反発に妙味。
来月最後のFOMCの利下げ折り込みは、25bpの利下げが56.2%なので、ドル高にもドル安にも動きやすく、引き続き地政学リスクのヘッドラインも瞬間的な材料になる。
また、先週末にシュレーゲルSNB総裁マイナス金利について言及したことから、スイスに売り圧力が入る可能性がある。
今週のトレードは、主に週前半に短期トレード。
ユーロはファンダメンタルズ的には売りだが、ポジションの傾き、月末要因、米連休前のポジション調整などを踏まえると、短期的に買い方向が選択肢。
これまで下落し続けたユーロドル、長い下影陽線で0.920で下げ止まったユーロスイスの動向を注視し、反発があればうまく乗りたい。