【FX】先週の振り返り&今週(6/3~)の相場観とトレード戦略


先週の振り返り

先週(5/27~5/31)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • ドル円・クロス円・ユーロスイス押し目買い。

  • チャンスがあれば短期で細かくトレード

  • 5月は充分に利益が出ている&月末週なので無理せず。

※ 詳細は下記記事にて。

先週注目の東京CPIと米PCEデフレーターは市場予想通り、欧HICPは市場予想上振れとなった。

一週間で見ると、円は安定の最弱、ドルも対円以外では弱かった。

なお、これまで円と同じく弱かったスイスは、5/30のジョーダンSNB総裁の「ここ1年のスイスフラン安がインフレを加速させるもっとも高い可能性」という発言から買いが加速し、先週もっとも強く推移した。

先週のトレードは、ほとんどなしで様子見。
ドル円152円台で建てたロングポジションを半分利確した。
ユーロスイスは押し目待ちだったが、SNB総裁発言以降やや潮目が変わったと感じ手を出さず。

今週(6/3~)の相場観

注目の経済指標は下記のとおり。

6/3(月)
米ISM製造業景況指数
6/4(火)
米JOLTS求人
6/5(水)
豪第1四半期GDP、BOC政策金利・声明発表&総裁発言、米ADP雇用統計、米ISM非製造業景況指数
6/6(木)
豪貿易収支、ECB政策金利・声明発表&総裁会見
6/7(金)
米雇用統計、加雇用統計

今週はFOMC前のブラックアウト期間に入っており、FRB高官の発言等はない。

今週は月初週で、注目の経済指標も多い。
ここ1〜2週間はそれほど注目の経済指標もなく動意に乏しかったので、今週は動きがでることに期待したい。

今気になる点は、金・銀・銅などの先物が、先々週に引き続き先週もやや売られていること。JGBの10年物金利が1.1%にタッチしたこと。
また、5/31に発表された本邦当局の為替介入が、市場予想や2022年の介入金額よりも大きかったことなどがある。

来週に日銀の金融政策発表を控えるなか、JGB買いオペ金額の減額や利上げに関するヘッドラインなどが出てくる可能性もあるので、頭の中に入れておきたい。

今週(6/3~)のトレード戦略

週初め、月初めにつき、今週序盤は欧米勢の動きを見てから。

中長期の円売り目線は引き続きだが、押し目待ち。

今週は材料が多いので決め打ちをせず、指標発表後のマーケットの動きを見ながら臨機応変に対応したい。

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