【FX】先週の振り返り&今週(12/2~)の相場観とトレード戦略


先週の振り返り

先週(11/25~11/29)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • ユーロドルとユーロ円をメインに戻り売り

※ 詳細は下記記事にて。

※引き続き、先週末は多忙だったので、先週の振り返りはざっくり。

先週の週明けは、注目されていたアメリカの次期財務長官がベッセント氏に決まったことで、ドルストレートはドル売り方向で窓開けでスタート。

翌26日(火)は、トランプ次期大統領の中国およびメキシコ・カナダへの関税に対する言及で、ドル高・円高、カナダ安・メキシコペソ安。

米連休前に入った月末フローは円買いで、ドル円クロス円は大幅下落。
ドル円は米大統領選の直後につけていた安値151.27円を下抜け、一時150.45円まで下げた。

月末最終営業日の29日(金)は、東京区部CPIが予想を下振れたことで、朝から円全面高。
日本時間深夜2時には、植田日銀総裁の「為替が円安に行けば利上げ対応」という日経新聞砲でさらに円高に振れ、ドル円は149.70円で11月を引けた。

今週のトレードは、ドル円、ユーロドルを少しデイトレしたのみ。

ユーロ売りで構えていたが、マーケットを牽引したのは円でイメージと異なる動きだったこと、月末週・アメリカの連休だったのでリスクは取らなかった。

今週(12/2~)の相場観・トレード戦略

注目の経済指標は下記のとおり。
12/2(月)
豪小売売上高、米ISM製造業景況指数
12/3(火)
米JOLTS求人
12/4(水)
豪第3四半期GDP、BOE・ECB総裁発言、米ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、FRB議長発言、ベージュブック
12/5(木)
豪貿易収支、中村日銀審査委員の発言、米新規失業保険申請件数、
12/6(金)
加・米雇用統計、ミシガン大学消費者信頼感指数

その他、FRB高官発言が多数つづく。

今週は米連休明け、今年最後の月初の週となり、注目の経済指標も多い。

現在のマーケットは、米大統領選前後のトランプトレードは落ち着き、政治の混乱が大きくなっているユーロ、利上げに焦点が集まってきた円がメインテーマとなってきている。

この流れからすると、ユーロ売り・円買いとなり、実際にそのような動きになってきているが、米感謝祭明けは、新年度に向けてこれまでの流れが変わるイメージがあるので、まずは週明けの欧米勢の動きを注視したい。

トランプ大統領になることで、以前のようにトランプ氏のSNSでの発信でマーケットが振らされることが多くなると想定するが、予測することは不可能なので、資金管理には十分に気をつけたい。

今週のトレード戦略は、週初めのマーケットの動きを確認しつつ、今のところはユーロ売り・円買い目線。

ただし、同じような目線のトレーダーは多く、ユーロ円はすでにかなり下げていて、ユーロドルも下げの勢いが弱いので、エントリーは慎重にいきたい。

2024年も最後の1月なので、リスクは抑えめで無理せずに立ち回りたい。

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