【FX】先週の振り返り&今週(10/21~)の相場観とトレード戦略
先週の振り返り
先週(10/14~10/18)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。
短期でロットを抑えながら細かくトレード。
中長期でドル円・クロス円を押し目買い。
※ 詳細は下記記事にて。
先週は想定どおり、材料が乏しい中で方向感の出ない一週間だった。
先週の経済指標の結果をざっくり総括すると、カナダCPI、ニュージーランドCPI(前期比)、英CPIは軒並み市場予想よりも弱かったが、アメリカの新規失業保険申請件数、小売売上高、フィラデルフィア連銀景況指数は市場予想よりも強く、景気はアメリカ一強の印象を受けた。
先週のトレードは、戦略どおりロットを抑えてデイトレードのみ。
ユーロドルを1.09前半でショート、ユーロ円を162円台でロングで細かく回転させた。
リスクオフの展開にはならなかったため、スイングトレードはなし。
今週(10/21~)の相場観・トレード戦略
注目の経済指標は下記のとおり。
10/21(月)
とくになし
10/22(火)
BOE・ECB総裁発言
10/23(水)
BOC金融政策決定会合&総裁記者会見、ECB・RBNZ・BOE総裁発言、米ベージュブック
10/24(木)
仏・独・欧・英・米製造業・サービス業PMI、米新規失業保険申請件数
10/25(金)
日東京区部CPI、加小売売上高、BOE総裁発言
その他、米企業決算とFRB高官発言が多数つづく。
今週は、月末に日銀金融政策決定会合、11/5の米大統領選を控え、様子見の膠着相場が続くと想定。
今回の日銀会合では金利据え置きと思われるが、先週ドル円が一時150円台に乗せる場面では、三村財務官の円安けん制発言が出始めているため、上値も重そう。
テクニカル的にも151円前後ではバリアがあり、152円は以前の神田シーリングでもあるため、150円台の滞空時間は短いイメージ。
ただし、米大統領選の前はリスクオフの展開にもなりづらく、マーケットではすでにトランプトレードが出ていることから、突発的なリスクオフやトランプ劣勢のヘッドラインがない限り、円高方向にもなりづらそう。
つまり、ドル円クロス円は横ばいで推移すると想定。
やや気になるのはユーロドルの動き。
先月までのドル売りの流れが10月に入ってから巻き戻しが入り、とくにユーロドルの下げが顕著で、ここ3週間で約400ポイント一方的に下げている。
多くのトレーダーも下方向を見ているが、多数の参加者が売り目線だからこそ、突っ込んでのショートは控えたい。
テクニカル的にも一旦の調整の反発は考えられるので、米欧の動向や今週発表のPMIの結果も見ながら、値動きを注視したい。
今週のトレード戦略は、引き続きロットを抑えて短期トレード。
ドル円・クロス円は横ばいのイメージなのでレンジトレード。
ユーロドルは下げ継続となるか、一旦調整の反発になるかを見極めながら、臨機応変にうまく対応したい。
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