【FX】先週の振り返り&今週(12/9~)の相場観とトレード戦略


先週の振り返り

先週(12/2~12/6)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • まずは、週初めの欧米勢の動きを注視。

  • とりあえずは、ユーロ売り・円買い目線。

  • リスクは抑えて無理せず、エントリーは慎重に。

※ 詳細は下記記事にて。

※引き続き、先週末は多忙だったので、先週の振り返りはざっくり。

11月末の米感謝祭の連休明け&12月入りで、欧米勢の動向に注目していたが、先週はオセアニア通貨が弱く、それ以外のドルストレート、クロス円、ユーロクロスは上下に動いたものの、週足はほぼ十字線と方向感は出なかった。

先週のトレードは、ドル円とユーロを対ドル・円で短期ショート。
ただし、ユーロ円とユーロドルでカットもあったため、収支は微益。

今週(12/9~)の相場観・トレード戦略

注目の経済指標は下記のとおり。
12/9(月)
とくになし
12/10(火)
RBA金融政策決定会合&総裁会見
12/11(水)
BOC金融政策決定会合&総裁会見、米CPI
12/12(木)
豪雇用統計、SNB金融政策決定会合&総裁会見、ECB金融政策決定会合&総裁会見、米新規失業保険申請件数、米PPI
12/13(金)
日第4四半期日銀短観

今週はRBA、BOC、SNB、ECBの中銀week。
また、FOMCを来週19日に控え、米FRB高官はブラックアウト期間に入る。

年内最後のFOMCでは、25bpの利下げがコンセンサスになっているが、今週のCPIやPPIで大きな上振れがあれば金利据え置きとなることもあるので、頭の中には入れておきたい。

また、日銀金融政策決定会合も来週19日にあるが、利上げ有無に関するヘッドラインが出れば、短期的には素直に反応するイメージ。

11月下旬から下げてきたドル円・クロス円は、先週はやや反発調整しているが上値は限定的。

なお、IMM通貨先物では、円のNETポジションが6週間ぶりに再度わずかにロングに転じているので、ポジションの偏りは出ていない。

その他、先週韓国で一時戒厳令が出されたことによる政治的混乱、週末にシリアのアサド政権が崩壊といった新たな材料が出てきているので、マーケットの反応を注視したい。

今週のトレードは、目線は引き続きユーロ売り。
ユーロ円やユーロドルは調整反発しているが、上値は限定的に見えるので売り直しのイメージ。

アサド政権崩壊によるリスクオフの展開になるようであれば、オージーやキウイの売りを検討。

とくにオージーは、10日(火)にRBA金融政策決定会合、12日(木)に雇用統計があるため注目したい。

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