【FX】先週の振り返り&今週(11/18~)の相場観とトレード戦略
先週の振り返り
先週(11/11~11/15)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。
ドル円、ユーロドル、ユーロ円中心にトレード。
ユーロドル売り目線、1.08台まで引きつけて戻り売り。
ドル円は11/6安値を下抜けるまでは、押し目買い目線。
※ 詳細は下記記事にて。
週明け月曜はアメリカとカナダが祝日だったが、アジア時間から円売り、欧州時間からはユーロ売りで始まった。
先週一週間はほぼドル全面高となり、米CPI直後のわずかなドル売り局面をのぞき、ほぼ押し目なしでドルが買われ、米PPIの上振れやパウエルFRB議長の「利下げを急ぐ必要はない」発言も後押しとなり、ドル円は156.74まで上昇した。
しかし、15日(金)の欧州時間に入ると、円買いの動きが入り、米国時間に入るとドル円・クロス円の下げが加速し、クロス円の週足は陰線で引けた。
先週のトレードは、ユーロドルの戻りを待っていたが、1.07後半までも戻らずに下落してしまったため、1.06ミドルから少額売ったが、CPI直後の上げ以外はほとんど戻りがなかったため増し玉できず、1.05後半で利確。
ドル円もCPI後に下げ止まって反発が入ったところで入りたかったが、MT4で発注が入らなくてバタつき、その間に結構上がってしまったため入れず。
その他、ドル円155円ミドル、ユーロ円163円前半を少額ロングで入ってホールドしているが、11/15のアメリカ午後時間も想定以上に下げ、チャートの形状も悪く引けたため、週明けに戻す局面があればスクエアにして様子を見たい。
今週(11/18~)の相場観・トレード戦略
注目の経済指標は下記のとおり。
11/18(月)
日銀総裁発言、ECB総裁発言
11/19(火)
RBA議事録公表、加CPI
11/20(水)
英CPI・PPI、ECB総裁発言、NVIDIA決算、
11/21(木)
日銀総裁発言、RBA総裁発言、米新規失業保険申請件数
11/22(金)
日全国CPI、英小売売上高、仏・独・欧・英・米製造業/サービス業PMI、ECB総裁発言、SNB総裁発言、加小売売上高
その他、FRB高官発言が多数つづく。
今週はまず、18日(月)午前の植田総裁発言を注視。
先週のドル円・クロス円は、日足と週足は嫌な形になっていて、円安牽制発言や12月の利上げの可能性を示唆した発言が出た場合は、もう一段下げる可能性。
また、米国株も週末は大きく下げて引け、S&Pやナスダックはアイランドリバーサルが形成されたため、リスクオフ相場になる可能性が高い。
ドルは堅調、週末に大きな円の買い戻し、株式市場も怪しいとなると、チャート的にも良くないクロス円は下方向の動きになりやすいとみる。
今週のトレード戦略は、ユーロドルとユーロ円をメインに戻り売りがワークしそう。
円全面高となればポンド円などが値幅も大きくなりやすいが、最近ポンド絡みはトレードをしていないので、基本はユーロドルとユーロ円で組み立てたい。