【FX】先週の振り返り&今週(7/29~)の相場観とトレード戦略


先週の振り返り

先週(7/22~7/26)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • ドル円・クロス円の落ち着きどころを探りながら、ポジション量に気を付けて押し目買い。

  • モメンタムが変わった可能性と日銀&FOMC控え慎重に立ち回り。

※ 詳細は下記記事にて。

先週は月末の日銀会合、FOMCを控え、相場観通り円売りポジションの解消の動きが続いた。

ドル円は157.6円から一時152円割れと約5.7円暴落。ユーロ円は約6.8円、ポンド円は約7.7円、オージー円は約6.2円、スイス円は約5円と円独歩高で、ドル円・クロス円は暴落した。

先週のトレードは、ドル円、ユーロドル、ユーロ円、オージー円をスキャルのみ。

ざっくりの押し目めどとして、ドル円155円、ユーロ円170円、ポンド円200円などをみていたが、かんたんに下抜けし、ドル円に続きクロス円も日足のトレンドラインをブレイクしたので押し目買いはできず。

かといって強烈に円が買い戻される中で、良い位置で円ロングを振れず、超短期のトレードのみとなった。

今週(7/29~)の相場観・トレード戦略

注目の経済指標は下記のとおり。

7/29(月)
日銀国債買い入れオペ
7/30(火)
米JOLTS求人
7/31(水)
豪第2四半期CPI&CPI、小売売上高、日金融政策会合&総裁記者会見、欧CPI、加GDP、ADP雇用統計、FOMC&FRB議長記者会見
8/1(木)
BOE金融政策会合&総裁記者会見、米ISM製造業景況感指数
8/2(金)
米雇用統計

その他、米企業の決算発表が続く。

今週は月末・月初週で、BOJ・FOMC・BOEの金融政策会合、注目の経済指標の発表も多い一週間。

一番の注目は日銀会合で、利上げと国債買い入れ金額に注目が集まる。

円ショートポジションのアンワインドは3週間続き、投機筋の円売りネットポジションも7/23付けで10.7万枚まで減少しているが、そこからさらに円高方向に振れているため、日銀前のポジション調整は完了したとみる。

ここからは、一旦頭をリセットし日銀会合を待ちたい。

ドル円は151.85~152円が強烈なサポートラインになっているため、ここを明確に下抜けるか、サポートされるかを注視。

その他通貨ペアの次の下値めどは、ユーロ円は164.00~164.50、ポンド円は195.86、もう一段下だと193円のミドル、オージー円は7/25安値の99.21と日足の終値で99円台で引けるかに注目。

日銀が利上げ&国債買い入れ金額が月額3兆円以上であれば、もう一段円高が進み、利上げ無しで3兆円以下の国債買い入れ額であれば、一旦円高は落ち着きドル円・クロス円が反発するイメージ。

今週のトレード戦略は、週前半にトレードする場合は、超短期で細かく臨機応変に。
中長期ポジションは日銀の金融政策を待って結果次第で。

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