【FX】先週の振り返り&今週(10/28~)の相場観とトレード戦略


先週の振り返り

先週(10/21~10/25)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • 引き続きロットを抑えて短期トレード。

  • ドル円・クロス円はレンジトレード。

  • ユーロドルは下げ継続となるか、一旦調整の反発になるかを見極めながら、臨機応変に

※ 詳細は下記記事にて。

先週はドル円・クロス円は横ばいのイメージだったが、ドル全面高・円全面安となり、結果ドル円は一時7/31以来となる153円台に乗せた。

この動きには様々なメディアの解釈があったが、トランプ前大統領の当選確率が高まり、トランプトレードでドルショートの買い戻し&ドルロングポジションの構築が入ったこと。
そして、衆議院選の与党過半数割れ予想のヘッドラインと、ドル円の151円台に並んでいたレジスタンスがブレイクされたことで円売りが加速した結果、ドル円主導でクロス円が上昇と解釈。

先週のトレードはイメージと違ったマーケットの動きとなったため、レンジトレードで逆張りショートで入ったドル円・ユーロ円はカット。
その後は頭を切り替えてロングでデイトレしたため、収支はなんとかプラスで着地。

現在、ユーロドルを1.08手前で入ったショートポジションをホールドしているが、来週に米大統領選を控えるので、どこかで一旦スクエアにする予定。

今週(10/28~)の相場観・トレード戦略

注目の経済指標は下記のとおり。

10/28(月)
衆議院選明け、BOC総裁発言
10/29(火)
米JOLTS求人、SNB総裁発言
10/30(水)
豪CPI&第3四半期CPI、独・欧・米第3四半期GDP、米ADP雇用統計、独CPI
10/31(木)
日銀金融政策決定会合&総裁会見、仏CPI、欧HICP、欧失業率、加GDP、米PCEデフレーター、新規失業保険申請件数
11/1(金)
米雇用統計、ISM製造業景況指数

その他、米企業決算が多数つづく。

週明けはまず、衆議院選の与党大敗の結果を受けたマーケットの反応を確認。今週は月末週なので月末フローにも注意。

シカゴ通貨先物の円ロングのネットポジションは、10/22時点で1.2万枚まで減少しているが、円売りの加速は10/23だったので、再度円の売り越しに転換している可能性もある。

G20で植田総裁が「為替の円安に伴う物価情勢への分析に時間的余裕がある」との発言から、少なくとも今月末の利上げの可能性は低い。
世界情勢の変化や米金利の動向による一時的な円買いの可能性は残るものの、この日銀のスタンスを見ると円は売りやすい。

そのほか気になるのは、ユーロのネットポジションが2022年9月ぶりに売り越しに転換したこと。

ドルストレートの多くは、週足などの長い足で見ればレンジで推移しているが、米大統領選をトリガーにして新しいトレンドをつくるか注視したい。

今週のトレード戦略は、ドル円・クロス円を押し目買い。
ただし、月末リバランスの動きや来週の米大統領選を控えるため、大きくリスクは取らず控えめに。


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