【FX】先週の振り返り&今週(12/30~)の相場観とトレード戦略
先週の振り返り
先週(12/23~12/27)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。
基本トレードなし
円売り目線
※ 詳細は下記記事にて。
先週は欧米がクリスマス休暇に入ったことで、日銀議事要旨や植田総裁発言など、日本以外の注目の経済指標はなかったが、植田総裁の発言は先々週の日銀会見時の内容と変わらずハト派だったことで、じりじりと円売りが続いた。
先週のトレードは、週初めにドル円とユーロ円を買いで1回ずつデイトレードし微益。
また、年末年始に向けて、ドル円156円ミドルのロングを少額ホールド中だが、それ以外は予定通りトレードはしなかった。
今週(12/30~)の相場観・トレード戦略
注目の経済指標は下記のとおり。
12/30(月)
とくになし
12/31(火)
とくになし
1/1(水)
とくになし
1/2(木)
米新規失業保険申請件数
1/3(金)
米ISM製造業景況指数
今週から為替マーケットは新年度入り、株式市場も12/27からすでに新年度入りしているが、年末年始ということもあり、注目の経済指標はほぼなし。
日本は一週間の大型連休となるが、欧米は1/1以外は通常稼働で、日本の大型連休は欧米投機筋に狙われることが多いので、投機的な動きに警戒。
先日のFOMCと日銀会合を通過してから円売りが加速しているが、下記の状況を鑑みると円売り材料しか見当たらない。
日銀の利上げ観測後退
年末年始の本邦当局の円買い介入の可能性は低い
トランプ次期大統領の就任前
新年度入り後の新NISA一括購入組(オルカンなど)のフロー
年末年始の円買い介入の可能性は0ではないが、これまでの本邦当局からの口先介入にひっ迫感はなく、策士・神田財務官も退任していることから、円売りに安心感がある。
以上を踏まえると、今週のトレード戦略は円売り。
シンプルにドル円の買いだと、節目の160円を目指して上昇しやすそう。
ただし、多くのドルストレートはサポートライン付近に位置しているため、ブレイクがあるかどうかドルの動きも注視しながら。