【FX】先週の振り返り&今週(2/5~)の相場観とトレード戦略
先週の振り返り
先週(1/29~2/2)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。
調整局面あれば、中長期でドル円・クロス円を押し目買い。
FOMC後のパウエル議長発言を聞きながら、ドルストレートをトレード。
※ 詳細は下記記事にて。
月末31日は、米FOMCを日本時間28時に控える中、ロンドンフィクシングで1月に売られてきた円の買い戻しと、買われてきたドルの売りが入ったことで、ドル円・クロス円は大幅下落。
FOMCは市場予想通り金利据え置きだったが、注目のパウエルFRB議長の会見では3月利下げはないとの発言があったことから、一気にドル買いとなった。
2/2(金)の雇用統計では、NFP、失業率、平均時給はすべて市場予想より強い内容となり、ドル全面高の動きとなり週を引けた。
先週のトレードは、体調不良により週前半はトレードせず。
FOMC後のパウエル議長の発言を聞きながら、ドル円を146円前半から買い。3月利下げなし発言後、ミドル・後半でも買い増し。
このポジションは中長期で持つつもりであったが、148円台は上値が重い展開が続いていたこともあり、雇用統計で上がったところを147円後半で利確した。
今週(2/5~)の相場観・トレード戦略
注目の経済指標は下記のとおり。
2/7(月)
FRB議長が米メディアにて発言、仏・独・欧・英・米PMI、欧PPI、米ISM非製造業景況指数
2/6(火)
RBA政策金利&声明発表、総裁発言
2/9(金)
加新規雇用者数&失業率
今週はFOMCや雇用統計を通過し、注目の経済指標がほとんどない一週間となる。
市場では新NISAによる円売りフローが話題になっているが、週明け2/5は2月の第3営業日となるため、どのくらいの円売りフローがでてくるかに注目。
すでにこの円売りフローに海外の投機筋も乗じているという報道もあるが、逃げ足の早いフローでもあるためポジションの出入りには気をつけたい。
また、パウエル議長の3月利下げはないとの発言にも関わらず、次回FOMCでの利下げをいまだ38%織り込んでいるので、まだドル買いの余力はあると思われる。
先物の円売りNETポジションも、8万枚まで増加してきているが、こちらにもまだ伸び代がある。
ドル円・クロス円は2/1の日足でいったん下げ調整一服となっているが、ドル円・カナダ円・スイス円はレンジ上限付近にあるため、上抜けか反落かに注目。
日銀の金融正常化に関するヘッドラインや、ドル金利の動向の思惑によってドル円やクロス円が下げる場面では、スイング狙いで押し目買いをしたい。
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