【FX】先週(12/19~23)の振り返り&今週(12/26~)の相場観とトレード戦略
先週の振り返り
12/19~12/23のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。
基本様子見。
ドル円は、135円台前半より下は、ポジション量を落として買い。
ドルストレートは、ドル買いの動きがでれば超短期でドルロングを検討。
※ 詳細は下記記事にて。
先週はクリスマス休暇入りで徐々にマーケットが閑散とする中、日銀金融政策で突如アナウンスされたYCCのバンド幅拡大がマーケットを震撼させた。
既に先週末に日銀YCC拡大のうわさで週明けから円買いの流れだったが、金融政策発表後に相場が激変。クロス円のチャートを見てもサポートラインを大きく下抜け、完全にチャートが崩れる形となった。
トレード内容
オージー円は、日銀金融政策後の暴落時に90円割れでストップアウト。
誰も想定していない中でのYCCバンドの拡大といったサプライズだったため、政策発表直後にカットできればよかったが、休暇中でマーケットをモニターしていなかったので、損切りポイントより前ですぐに切ることができなかった。
想定外の事態が発生したため、135円台前半でドル円を仕込む戦略はもちろん中止。
日銀の金融政策発表以降は、ドル円、ユーロドル、オージー円で鬼スキャルしたが損失補填には至らず。年の瀬にやられた感は否めなかった。
今週(12/26~)の相場観
12/26(月)は日本以外の国が休日、27日(火)もイギリスやオーストラリアなどが休日になるため、28日(水)から実質新年相場となる。
例年、クリスマスを超えると相場は動き始めるが、日銀金融政策後の相場でもあるため、欧米勢の初動を見ておきたい。
なお、日銀の政策変更と捉えている欧米の投機筋が多いようなので、クロス円は20日の暴落の反動でやや反発しているものの、あくまで調整の範囲内と想定。上値は重く、戻りは売られるイメージを持っておく。
トレード戦略
週前半は欧米勢不在のため、無理にトレードせずに静観の予定。
クロス円は短期でもう少し調整反発する可能性があるので、超短期で買いから入ってみるのもチャンスがありそうだが、中長期では戻り売りの下目線なのでイグジットは迅速かつ適切に。
年明け後の来週は、日本勢が不在になり欧米勢に狙われがちのタイミングになること、先週マーケットに参加していなかったJGB(日本国債)ショートや円ロングをしたい投機筋の存在、今年からFXに参入したドル円・クロス円をロングにしっぱなしのミセス・ワタナベが一定数いることなどを考慮すると、戻り局面ではドル円・クロス円のショートを少し作っておきたい。
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