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Day73.保育士の実技試験 言語の話

サイトマップを作るにあたり、過去の記事を読み返していたら、言語の試験について今度記事書くね。と言ったまま書いていないことに気が付きました。

せっかく気づいたので、1年前の試験のことを思い出しながら書いてみようと思います。


■試験当日


わたしの実技試験の選択科目は造形と言語の2つ。
当日試験会場で実技試験が行われますが、時間は当日までわからない仕組みだったと思います。

集合したら実技試験の説明があり、受験番号ごとの試験開始時間が記載されている用紙を配られます。わたしは午前が造形、午後が言語でした。

午前中に造形の試験が終わったあと、2時間以上時間が空いたので、近くのショッピングモールで昼食を済ませたあと試験会場に戻り、外のベンチでぼそぼそと言語の練習をしました。

時間が開けばあくほど集中力も下がりますし、冬期試験だと寒いです。冷えると声も出にくくなるので、冬期で受験される方は防寒対策をしっかりしておいてくださいね。喉大事。

■試験開始前


集合時間になったら、教室で待機します。
試験管に受験番号を呼ばれたら、案内係の方についていき、試験を受ける教室前で待機します。

この時間が一番緊張しました。
試験を受けている方の声が聞こえてくるので、上手だな、とか、つまっちゃった‥!がんばって‥!とか、心が揺さぶられる時間です。

■試験開始

自分の番になったら、教室に入り、受験番号が記載されたシールを試験管に渡します。
席について、素話スタート。

試験管の前にふたつ椅子が置いてあり、そこに子どもがいることを意識しながらお話をします。

練習中からこころがけていたことは、こんな感じです。

・不安にさせない
・視線は子どもに
・一点に集中しすぎず、全体に視線を向ける
・手振りは伝わりやすいよう、大きく
・緩急を意識する

本番でも概ね練習通りにできたとは思いますが、一度言葉が詰まってしまいました。

でも、言葉が詰まった時もあせらない。子どもたちを不安にさせない、という意識で、笑顔を絶やさず続けることができたのは良かったと思います。

物語事態は最後まで話しきることができましたが、最後のおしまい、を言い切る前にタイムリミット。

次の受験生が控えているので、強引に言い切ることはしません。自分のことしか考えてない、と思われると勿体ないですもんね。

挨拶をして退場。ほんとうにあっという間でした。

■感想

とにかく試験管の方が怖かった。
無表情でこちらを見つめてくる大人を前に、楽しげにお話するのは心にくるものがあります。

ただ、子どもに視線を向ける、を意識していたことでお話中に目が合うなどはありませんでした。

詰まったときの、空気が張った感じ。
あのときに試験管の表情をみてしまったら、心折れていたかもしれません。

対したアドバイスはできませんが、試験管は居ないものとしてやりきってほしい。

■余談

実技試験の題材は、大きな蕪を選択しました。
話がシンプルで、うっかり頭が真っ白になってしまってもお話に戻りやすいと思ったからです。

その分、工夫しないと単調になりがち、というアドバイスを見て、YouTubeで高得点を取った、という方の動画を観ながら練習していました。
話の大筋も、その方の動画を参考にしました。

が、多くの方が同じ考えだったようで、聞こえてくる声の大半がおおきな蕪。そして内容もほぼほぼみんな同じ。

やばい‥これは試験管聞き飽きちゃうんじゃないか。

動揺するわたし

とか。

同じ話をする人が多ければ多いほど、比較対象もたくさんいるということなので相対評価になりやすいんじゃないか。

動揺するわたし

とか。
いろんな邪念が頭を過ぎりました。

おおきな蕪は避けよ、とは言いませんが、そういう状況になるかもしれない、と予め予想して心の準備をしておくといいかもしれません。

■おわりに


1年前のことですが、思ったよりも覚えているもんだなぁと驚きました。それくらい自分にとっては印象深い出来事だったのだと思います。

学科試験4回目でやっとたどり着いた実技試験でしたからね。思い入れもそりゃあるよね。
合格までの紆余曲折はコチラをどうぞ。

ここにたどり着いてくださった方は、多くの方が保育士試験を受験したい、または受験中の方だと思います。

不安はたくさんあると思いますが、試験管の方も福祉に携わる方です。落としてやろうと思って臨んでは居ないと思います。顔は怖いけど。

是非、ご自身が楽しく、という気持ちで臨んでください。子どもたちもきっと、先生が楽しそうにしてる方が楽しいと思うから。応援しています!


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