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身丈が短くて着にくかった浴衣をだいぶ雑な感じで伸ばした話

はじめまして。湖晴です。

社畜しながら週末お着物を着るのが趣味です。
着物周りの小物を自作したりもします。

今年の目標は自分で浴衣を縫うことなのですが、とにかく細断とアイロンが嫌いすぎて型紙を前になかなか手が出ません。夏が来ちゃうよ。

そんな面倒くさがり代表みたいなわたしですが、唐突に思い立って浴衣の身丈を直してみました。
直したと言っても、おはしょりで見えないところに布を継ぐ、という一般的なあれでもなく、衽とか前身頃とかそういうパーツを準備して継いだわけでもありません。面倒なので。

とりあえず今回やったこと。お見せしたほうがはやいので結果から。

ばーん

継ぎました感!!!!

一目瞭然ですね。

孔雀のアフリカンファブリックを堂々と継ぎました。
こちらの生地はAtelierFeliciaさんで求めたものです。
ガーナから仕入れた鮮やかパワフルな生地にどうぞ圧倒されてきてください。

これがダサいと思うか可愛いと思うかはその人の感性によると思う。少なくとも私は気に入っている。
母はパッチワーク風でかわいいじゃん、と言ってくれたがこれは最近母がパッチワークばっかりやってるからだと思う。うん。たぶん。きっと。

ここまでが前置き。

いやダサいじゃん、って思った方はそっと画面を閉じていただいて。

そうじゃない方は、リサイクル、アンティークお着物勢で身丈の短い浴衣をなんとかしたいと思ってここまでたどり着いてくださったんじゃないかと。

ので、ゆる身丈直しの記録を共有しておこうとnoteでの初記事を書くに至ったのであります。
とはいえゆるゆるお直しなので、きちんとお直しされたい方は他の方の生地をご参考になさってくださいね。ためになる記事を書いてくださってる方がたくさんいるはず。


さて。あまり文章を書くのが得意ではないのでさっそく行きますね。全国ずぼら選手権優勝候補なので写真もあったりなかったりですがそこはご容赦を‥。

こちらが今回直した浴衣。

お直し前∶142cm

うん。短い。工夫すれば着られないこともないけど普通にストレスなく着たいわたしは。

ということで

なんかいい感じの長さで置いてあった生地

この人を継ぐことにします。

約15cmなのでこれくらいにはなるはず。(縫い代ふくめ)
お直し後∶155cm
私の身長が157cmなので悩まずに着られる範囲内。よし。いける。

置いてみた。

悪くないのでは‥?

大阪のおばちゃんみはちょっとあるけども悪くないのでは‥?と思いこのまま作業することに。
なんで大阪のおばちゃんみんな虎とかシマウマとか豹なんやろう‥って思ってたけどわたしにも確実に流れてますね。大阪のおばちゃんの血が。

白い□同士の真ん中がだいたい裾から45cmだったので、測ってチャコペンで印をつけたところ

アイロンかけてないから飛び飛び

背中心とか衽とか。縫われてるところも解いたりせずそのまま裁断しました。
両端の三つ折りだけは少しだけほどいて、生地を継いだあとにもういちど三つ折りにすることに。

直線ミシンたのしい

中表でまち針をうってそのまま何も考えずにジャーっとミシンかけていきます。直線だからめちゃくちゃはやい。
今回何にいちばん時間かかったって、三つ折りのところを纏るとこですよね‥手縫いが苦手。

両方縫えました。写真を見ていただくとわかるとおり、もともとの紺色の生地のところは縦の縫い目がありますが、継ぎ足した生地にはありません。
この辺が許せない方は浴衣の縫い目をほどいてそれに合わせて生地を細断、縫ってください。
わたしには無理でした。

試しにまとってみた図

‥いいやん?

身丈、丁度いい。おはしょりも取れる。やったぜ。
このテンションのまますべての作業を投げ出してしまいそうになりましたが、自分を諌めて作業に戻ります。

ジグザグミシンをかけました

ジグザグミシンをかけておきました。
自分で着るものなので別にいいかな、と思わなくもなかったんですが来てる時にほつれてきて上下に分解したら(しないやろ)嫌だなと思って。

最後に、解いた三つ折りをまつり縫いで戻して、完成です。

テデーン

わたしは悪くないと思っているのだけどこれはわたしが自分でリメイクしたから愛着があるだけかもしれない‥。どうでしょう?

実際に着用してみたらご報告しますね。それではまた◎


※この生地をご参考にリメイクされる場合は自己責任でお願いいたします。
なにか不都合がおこっても、補償などはいっさいできません。

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