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全てを賭けたボケ

「すいません!フワちゃんとアンミカが11時から北千住でタイマン張るらしいのでそっち観に行ってきます!」
と、コバさんに送った。そして毎週恒例のキャッチボールを休むことにした。
どうもいかれぽんち13号だ。今日は毎週恒例のキャッチボールの日だ。そして休むことにした。サボると言ってもいい。なぜサボりたくなるかは前にキャッチボール仲間に僕の現状をクソ詰められたのが9割だろう。


だがしかし、今日キャッチボールを休みたいのはもう一つある。ある種クソ詰められてキャッチボールに行きたくなくて生まれた企画でもあるのだが、”このランシュー貰ってくれませんか?”という企画をやりたくなってしまったのだ。
僕は来年の青梅マラソンを完走するために2足のシューズを買った。TARTHER RP 3 WIDEとLYTERACER 4 WIDEだ。試し履きをしたときに少し違和感を感じたけど、その頃の僕は薄底に拘っていて買ってしまった。新しく買ったその2足でコツコツ走る日々を送っていた。だけどどうしても違和感がある。走るのに囚われて毎日走るうちに足も痛めた。そして今日どうしてもキャッチボールに行きたくない。
「よし、明日新たに青梅マラソン完走のためのシューズを買いに行こう!」
「そして、今ある2足を誰かに使ってもらおう!」
と思い立ったのだ。
別にこの企画は今日やらなくてもいいのだ。でも、どうしてもやりたくなってしまった。なので今日キャッチボールをサボり、ランニングシューズを買いに行って、愛着はあるしお世話になったけど僕には合わなかったシューズを誰かに使ってもらうための動画を作ることにしたのだ。

物を大切にする

僕には合わなかった2足のシューズ。違和感が大きくなっていく中でシューズに対して怒りが湧いた時もあった。だけどシューズは何も悪くない。僕には合わなかっただけで誰かにはきっと会うそのシューズ。前までの僕だったら合わないなと判断した時点でハードオフに売りに行ってただろう。だけど今回は違った。違和感が大きくなっていくなかでそれでもこのシューズを大切にしてみようと思ったのだ。このシューズを履いて色んな所に連れて行ってあげようと思ったのだ。青梅マラソンでは履かないかもしれないけど青梅マラソンの会場までは連れてってあげようとも考えた。
だけど自分に合わないシューズを履いて練習してるとやっぱりケガのリスクがある。それにシューズとしても全然履かれないというのは嫌だろう。だから今回、人に譲ることにした。今回の企画で使ってくれる人がいたら最後の最後までランニングシューズ人生を全うさせてやって欲しい。僕にはしてやれなかったから。

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