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甥が10万人に1人なんて

忘れもしない2023年12月30日、妹からの一報。

「王子(仮名・甥)が1型糖尿病かも」

ハァァァァァァ!?
2023年イチの青天の霹靂、疾風怒濤の2024年の始まりであった…。

2023年10月にハクの容態が悪化して2024年1月末に5回目の大手術が決まっていたものの、諸事情で手術延期を決めていたのは不幸中の幸い、いつでも大阪に飛んでいける、と思いきや。
1月下旬にルシファーが咳をし始めて、検査の結果肺腺がんの疑いで手術。
ルシファーの看病の間を縫って妹の引っ越し。
そこから妹夫婦と甥のサポートのために神戸と横浜を行ったり来たりが始まり、わたしが横浜に戻って来ているタイミングでルシファーが死去して。
4月は基本的に神戸にいて週末だけ横浜に帰る生活に。

ハクの手術を延期していなかったらルシファーと2頭同時に看病しなければならなくて妹夫婦のケアどころではなかったし。
ハクの手術を延期したが故に新たに始まった投薬が功を奏して、手術を回避できるまでに改善したし。
2頭同時に手術となると200万円超の出費になっていたと思うとなかなかヤバかった。
それが半分で済んだ上に、ルシファーが保険に2つ加入していたお陰で治療費がほぼ回収できそう。

妹とも常々話しているんだけど。
わたしたちはたまーに大事件に遭遇しながらも、その都度奇妙な幸運に恵まれてイイ感じに危機を乗り越えちゃう。

ルシファーが死んでも後を追うほどドン底のメンタルじゃないのも、慌ただしく日々が過ぎて気が紛れているから。
ルシファーがいないのはすごく寂しい。
でも、妹夫婦と甥を全力で支えられるのはわたししかいないという思いがわたしを奮い立たせている。

マリアナ海溝の如き深みから水面近くまで浮上できた切っ掛けが甥の病とルシファーの闘病てのが複雑だけどもさ。

そんな中で迎えたGWは、初っ端に風邪をひいてしまってダウン…。
却って小休止になったのでした。
やっと風邪も良くなって来たし、次はおデパートに行ってルシファーの香典返しを選ばねば。

てな訳で、予測不能2024年でございます。


手術してたらバリカンかけるはずだったのを回避できたのもラッキー
命が最優先だけれども、30年来のアフガンハウンドファンシャーとしてはアフガンに産まれたからにはなるべくアフガンらしい姿でいて欲しい

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