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ユカリン:reboot🤖💻 十数年振りに新たな心療内科へ

新たな第一歩である。

約1年前、長年お世話になった診療所の心療内科のみか先生が休職されることに。
それを機に、発達障害の薬・コンサータを処方できる医師がいるクリニックをご紹介頂くことになった。

わたしの双極性障害の根底にあるのはおそらく発達障害。
発達障害は先天性のものであって、「治る」という概念はなくて、一生付き合わなければならない。
ゆえに、薬を服用してマシになることに希望を託したことがあった。
でも、ストラテラは重篤な副作用が出て服用中止、インチュニブはあまり効果が感じられず、最後の希望がコンサータだった。

そのコンサータ、みか先生は処方することができなかった。
最後の希望と言いつつも、コンサータが処方できなくても先生を信頼しているし、低調ながら生きていられたのは先生のお陰だし、何より先生のお人柄が大好きで、転院する気は全くなかった。

そんなで、みか先生は数ヶ月後にお戻りになる予定だったゆえ「失礼だけれど新たに通うクリニックは一時的で、先生が帰ってきた時にわたしもまた戻ればいいや」と割とラフに考えていた。

ところが、紹介状を書いて頂いた先のクリニックが満員御礼で予約が取れず、予約できるようになったらご連絡を頂けることになっていた。

が!
数ヶ月経っても連絡が来ない…余程お忙しいのであろう。
近年は大人の発達障害やメンタルを病んでいる方が多いので仕方なし。
そのうち先生がお戻りになる予定の時期が来た。
コンサータはまあいいや。
先生にお会いできるのを楽しみにしていたし。

からの!
みか先生は復帰しないまま退職されることとなった。

休職の理由は伏せるけれども、理由が理由だけに驚きとショックは大きくて、正直、今でもみか先生に未練がある。
メンタルが病んでいる限りは、ずーっとみか先生にお世話になるつもりでいた。(いつまで病むつもりやねん)
いつか先生が退職されるまで、何年も何年も変わらないと思っていた。

なれど、みか先生から卒業する時が突然呆気なく来たのだ。
晴天の霹靂ってこういうことなんだなあ…。

という訳で、ご紹介頂いたクリニックからのご連絡を待ち続けた。
ひとつき…ふたつき…みつき…まだか…まだなのか…。
その間、診療所の院長先生が一時的にお薬を処方して下さっている。
院長先生は優しいし、なんか癒し系だし、あの青さも安心カラーなのなのかも。
とは言え、院長先生は消化器内科だからいつまでもご厚意に甘えてお世話になる訳にもいかない。

あまりにも前述のクリニックからの連絡が連絡が来ないので、院長先生が別のクリニックをお薦めしてくださった。
車で通いやすい立地だし、女性の先生だし(最初にご紹介頂いたクリニックは男性の先生だった)、webサイトを見て興味を持ったし。(なんかウエメセですみませぬ)
院長先生もいつでも紹介状を書いてくださると仰るし。

でも、いまの私には新たなアクションを起こすことが難しくて、ズルズルと数ヶ月が経過。
なにしろ、シャワーを浴びることすら億劫だ。
今流行のお風呂キャンセル界隈じゃん☆

もういいや、人生がこのまま終わってもいいや。
ハクはいつ死ぬか分からないし、ハクが死んだら終わればいいや。
生きている限りこんなに苦しみが続くなら、早々に終わった方がいいし。

なーんて思っていたけれど、先達って叔母とオカンが遊びに来ることになり、半年振りにオカンと話す機会を得て、そこで妹一家の窮状を知ることとなった。

一型糖尿病を発症した甥に合わせたライフスタイルになった結果、随分とスケジュールのやりくりが大変で困っていると。
立派な新築マンションを買ったばかりで退職できない妹。
退職できないこともないのかも。
でも、何年も留学した末の就職先だし、何より彼女の天職だと思うからキャリアを捨てるのは勿体無い。
頑張り屋さんの妹と義弟のことだから、全力投球なのだろうと容易に想像できた。

アカン。
ここはお姉ちゃんが立ち上がらんといかん。
この状況を打破できるのは多分わたししかいない。
今助けないでいつ助けるのだ。

従って、タスクが溜まってノロノロのわたしをリブートすべく、新たなクリニックの門を叩くことにしたのであった。
ちなみに物理的な門はない。

1回目の診察を終えて、ファーストインプレッションはとても良かった。
まず受付の方がフランクでホッとした。
先生は良く話を聞いてくださりつつも、先生ご自身のお話も少しお伺いできて親しみが持てたし、想像していたより緊張せずに済んだと思う。
そして少し希望が見えた気がする。

わたしはこの出会いが最後のつもり。
いまのわたしにとって、新しい先生はベストだと思う。
もうドクターショッピングはしたくないし。
もし通い続けられなければ、残りの人生は浮上することを諦めて適当に気持ちを誤魔化しながら「早く人生が終わらんかな」と思いながら生きることにする覚悟だ。

みかせんせー、先生にお会いできなくて寂しい。
でも、先生の言葉はわたしの中でずっと生きてる。
みか先生は新しいステージで頑張っていらっしゃることと思います。
新しい先生も「一緒に頑張りましょう」と言ってくださった。
わたし、頑張るよ。

メンタルを病んでる人に「頑張って」はNGワードって風潮があるけど。
わたしは「頑張る」は良いと思う。
声掛けするほうに悪気はない。
good luckとか、never give upの意味で言われてると受け止めてるからさ。
当て嵌まる日本語がないだけ。
わたし的にもi can do itだ。

クリニックの待合室にターキーのぬいぐるみがいたので、なんかターキーが食べたくなったなー。
オーブンを大きくしたから、小さめのターキーなら入るかも。

もうサンクスギビングが来るんだなあ。
からの、散財が恐ろしいブラックフライデー。
そんで、クリスマス。
振り返ればあっという間だ。
ルシファーがいなくても時計の針は進むんだね。

鬼が大爆笑かもだけど、2025年こそは人生のテコ入れになることを願ってる。

何十年振りかに鉛筆で文字を書いた!
このキティちゃんの鉛筆、何年前のものなのだろう。
デザインからして骨董品と思われる。
ぐるぐるハンドルを回すタイプの鉛筆削りも懐かしい。
先進的なのに懐古的なとこもあるクリニック。

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