見出し画像

【GTX】損小利大がすぎる!絶好調すぎてゴトー日系最強を超えた?

販売本数200本を超えて、なお稼働率100%を叩き出しているEAを採点してみました。

名称  : GTX
開発者 : れんみぃ
価格  : 40,000円(税込)
販売プラットフォーム : GogoJungle
推奨通貨ペア : USDJPY
必要証拠金  : 2万円以下から運用可能

公式ページ  : GTX (GogoJungle)

データ採集日:2023年1月14日

GTX のスコア 79点 = B級(購入に向けて様子見できる)

スコアの評価基準はコチラ↓の記事をご参照ください。

総評:圧倒的な損小利大でフォワード絶好調

GogoJungle で販売されているEAは、実際に購入された件数のうち何件が実際に稼働されているかというデータ「稼働率」を示してくれています。

今回検証の「GTX」は現在時点で205件の販売のうち205件全て稼働されているという、稼働率100%を叩き出しました。

1年以上前から販売されていて、なお購入者の全員が運用しているというデータは、何より信頼できる評価ポイントだといえます。

とゆうわけで本題です。

「GTX」のフォワードは複利運用ですが、上記のデータでは擬似的に単利運用に計算し直しています。採点のためのデータどりと、他のEAと比較できるように。

そして、出ました、79点。

あと1点あれば80点の「A級:積極的に購入を検討できる」に達していました。

おそらく、採点が今より1週間早ければ80点だったかも知れません。

ほんの数日前の米国指標(CPI)の影響で、大きなドローダウンを喫してしまったばかりだからです。

あるいは、バックテストのリスクリワードがあと少し良ければ・・、ほんの少し勝率が良ければ・・、紙一重で80点でした。

本当に、惜しい!

このままのパフォーマンスを維持してフォワード期間が2年になっても、80点に達するでしょう。

以下の記事を読んで、もう「A級」扱いしても良いのでは? と思う方は、どうぞ購入して運用してみてください。ゴトー日アノマリーEAは今が調子の良い時期ですので。

損小利大がすぎる

成功しているゴトー日アノマリーEAは、平均利益が平均損失を上回る傾向があります。

それにしても、「GTX」のその差は大きすぎます。

平均利益が平均損失の1.7倍もあります。

損益分岐点としての勝率は36.7%

それでいて、勝率は57%も叩き出しているハイパフォーマンス。

余裕がありすぎです。

17年バックテストも、そこそこのパフォーマンス。

平均利益 ÷ 平均損失 = 1.15倍
損益分岐点 : 勝率46.5%
BT実績 : 勝率61.89%

フォワードの実績はいずれはバックテストのパフォーマンスに近づいていくとしても、これなら全く頼もしい限りですね。

回復率が頼もしい

一般に回復率といえば、「収益」を「最大ドローダウン」で割るものだと思いますが、それではテスト期間の長さによって左右されてしまいます。

当サイトでは、「平均年利」を「最大ドローダウン」で割ることで、「大きく負けても◯年で取り返せる見込み」という目安を計算します。

フォワード実績のドローダウン回復性能(最大DD÷年利)は、なんと、たったの0.12。

現在37万円のドローダウンが進行中ですが、これぐらいなら 0.12年で取り返せるということです。

バックテストのドローダウン回復性能は、0.66。17年ものバックテスト期間でこの数値は、かなり優秀です。

取引個別の損小利大だけじゃない、連敗も抑えてドローダウン小さく、継続的な利益を出している、安全なEAだと推察できるデータです。

バックテスト成績は、実はそこそこ

上記の通り、「GTX」のバックテストデータは

  損小利大でかつ勝率高く
  ドローダウン回復性能も良好

なのですが、実は、

  平均年利だけをみるとそこそこで、
  最大ドローダウンも悪くはないけどそこそこ

だったりします。

数字でいうと・・・

0.01ロットでフル稼働して、1年間で7,737円の見込み。優秀EAなら、もうちょっとあっても良いのかな、と思います。

0.01ロットでの最大ドローダウンは5,118円というのは、ざっと500pips のドローダウンということですね。数年でこのドローダウンは怖いですが、17年という期間を考えても、そこそこでしょう。

この2点あたりが、「A級」に届かなかった原因といえます。

「gotobi」を超えた?

私はこれまで、アノマリーEAの最高峰は「gotobi」だと認識していました。

  関連記事:【gotobi】 損小利大!リスクを抑えて安定感抜群の仲値EA

  参考リンク:最強の仲値アノマリーEA決定戦!王者のロジックは超シンプル(FXでみんなタシデレ)

・・・が、もしかして、「GTX」は「gotobi」を超えてしまったかも知れません。

そもそもにして、「GTX」と「gotobi」のロジックは似ています。

 「gotobi」
   指定時間エントリー
   指定時間決済

 「GTX」
   指定時間エントリー、ただしエントリー可否のフィルターあり
   指定時間決済、だだし損切り設定も可能

「gotobi」のシンプルさが不思議なハイパフォーマンスを出していましたが、エントリーを絞るだけで「GTX」はさらに利益を向上させたようです。

直接の比較は「FXでみんなタシデレ」サイトにて、改めて、アノマリーEAランキング2023年版を待ちたいと思います。

2022年のアノマリーEAランキングはこちら↓

  参考リンク:最強の仲値アノマリーEA決定戦!王者のロジックは超シンプル(FXでみんなタシデレ)

なお、「GTX」を運用できる口座は GMT+2/+3 の口座だけになります。「gotobi」ならサーバー時間はパラメーターで選べるのでサーバー時間による口座の制限はありません。そうゆう使い分けもありですね。

その他の評価ポイント

☆ ユーザーからの評価が満点(加点2点)

購入者205名のうち6名が星をつけてレビューしています。なんとその全てが、満点の星5☆評価。

購入者の数が多いこと自体はEAそのものの評価とは言い難いですが、実際の利用者の満足度が高いことは何よりリアルな高評価といえます。

☆ 時間で決済。週またぎしない安心感(加点2点)

ゴトー日仲値アノマリーなので、ある程度の時間でポジションは決済されます。

ダラダラと含み損を耐えて、塩漬けになったりしないということです。

この仕様でしっかりと利益が残せるということは、確かなロジックで良いエントリーをしている証拠です。

また、月曜日のゴトー日のために前の週末からエントリーを入れておくというようなこともありません。週末の過大なスプレッド拡大と週明けの窓開けのリスクに、大事なポジションを晒さないように。

ちなみに、余談になってしまいますが・・

時間決済のEAの特徴は、スプレッドが利益に直結することですね。A口座とB口座の両方で同じ時間にエントリー/決済するならば、0.1pip でもスプレッドの差があればそれだけ損益に反映されるということです。

これはEAを比較する上で、非常にありがたい、というかわかりやすくて助かります。

どれぐらい広いスプレッドまで耐えられるのか、単純に計算できるようになります。

例えば、本稿編集時の「GTX」のフォワード実績でいえば、全149トレードを集計して・・・

 平均ロット = 1.00 pip (←ダウンロードして計算しました)
 平均利益 37,562円 ー 平均損失 21,746円 = 余裕金額15,816円

つまり、1ロット計算で15,816円の 余裕があります。

仮にスプレッドが1.0pip 広がれば、平均利益がマイナス1,000円、平均損失がプラス1,000円になるわけですから・・・、

  15,816円 ÷ 2,000円/pip = 7.9 pips

あと7.9 pips もスプレッドが広かったら損益ゼロ円だった、という見当がつきました。

いやいや、余裕ありすぎでしょう。

バックテストのデータも同じく計算してみると、

・・・(ポクポクポク)

スプレッド 2.3 pips までなら利益になっていたようですね。

頼もしいことです。スプレッド広めの海外FX業者でも使えます。                                   

ロジックで決済するEAであれば、こんな単純な計算はできません。スプレッドによって、決済のタイミングが変わることがあるので。

なお、「GTX」は完全に時間だけで売買するわけではありません。エントリー判断のロジックもあるようですし、損切りにかかって決済されることもあります。

なので、上記のスプレッド耐性の計算は「だいたいこれぐらいか~」ぐらいの目安にしてください。

☆ 迅速かつ丁寧なサポート(加点2点)

ゴゴジャンの公式ページには、開発者さんに直接質問ができる「コミュニティ」というコーナーがあります。

こちらでのやり取りを見ると、ユーザーからの質問に対する開発者さんのレスポンスは常に数時間以内と、非常に迅速で、かつ、丁寧です。

このレスポンスの速さは、他の開発者さんと比べてもずば抜けていると感じました。

自分の資金を預けてEAを運用するにあたり、その開発者さんと直接コミュニケーションが取れるというのは、大きな安心感がありますね。

☆ 開発者さんご自身もリアル運用 100万円が1年で3倍に(加点2点)

開発者のれんみぃさんご自身も、2021年の12月から原資100万円のリアル口座で運用されていたようです。

1年後の2022年12月末には199万8,606円。なんと、年間利益率200%です。

他のEAの開発者さんは、トレード履歴といってもデモ口座だったり、1万円程度の少額口座での運用だったりします。本気でご自分のEAで稼ぐつもりで運用している れんみぃ さんの「GTX」は、それだけで信用ポイントが上がります。

☆ 他のEAも好調。開発者さんの実力あり(加点2点)

開発者の れんみぃ さんは他にもEAをリリースされています。

ごく一部を除き、その全てが見事な右肩上がりのパフォーマンスを続けています。

そのほとんどはナンピンですが、稼げるEAを開発する実力が備わっていることがよくわかります。

ちなみに、現在マイナスになっている「ReType_GBPJPY」はゴトー日に限らない、東京仲値のアノマリーEAです。仲値アノマリーは確かにドル円以外のクロス円通貨ペアでも優位性を発揮してくれますが、GBPJPY はちょっと開始時期が悪かったようです。バックテストの成績も甘いので、れんみぃ さんも期待せずに出品してしまったのではないかと思われます。


以上。本稿もご愛読ありがとうございました。「GTX」の詳細は公式ページでご確認ください。

本サイト『FXでみんなタシデレ』https://fx.jzfave.info 初心者応援講座をはじめ、手法から自動売買までFX初心者さんのお役に立つ情報を提供しています。ぜひ、お立ち寄りください