重ね読み-コンセプト本2冊

山田本と玉樹本の重ね読み

『コンセプトのつくり方』(山田壮夫著、以下「山田本」という。)と『コンセプトのつくりかた』(玉樹真一郎著、以下「玉樹本」という。)の2冊を、山田本を根底として玉樹本を重ね読む。
山田本から学んだ結論は、コンセント=概念。
簡潔な2つの図でコンセプトの意義を明確に示している。
①45p:横軸でターゲット-[課題/コンセプト]-商品・サービス

(山田本45pから転載)


②100p:縦軸にビジョン-[課題/コンセプト]-具体策(現実)

(山田本100pから転載)

山田本は、ターゲット/ビジョンと「コンセプト=概念」を結び付けて、それぞれ商品・サービス/具体策(現実)という答えを出すかにある。

一方、玉樹本の結論は、幸せの心を「すきになる、かわる、わかる、できる」の活用を示している。興味深いのは、ビジョンとアイテムによって「気づく=かわる」瞬間。まさに『アイデアつくり方』の第4段階の気づきと同じである。玉樹本は知恵が涌き出る瞬間をどうすればつくり出せるかを教えている。別な言いかたをすれば、確実に「気づき」に近づく作業手順を示している。
最も変わりやすいのは、数字を使わず20文字程度の言葉でコンセプトをまとめるように示している。

(玉樹本96pから転載)

結論、、、
先に山田本でコンセプトという概念を明確化し、次に玉樹本で具体的な作業を通して20文字程度の言葉でまとめられると楽しくなれる。
2冊の重ね読みは、より良く活用できる。。。

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