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インテリアコーディネーター資格試験 2日目 勉強時間1時間26分 まとめ

第2生 インテリアの歴史

1日本の住宅様式の変遷

寝殿造 → 書院造 → 数寄屋造 和風住宅の総称

寝殿造・・・高床式の発展形式 平安時代の貴族の館
書院造・・・寝殿造から勢力を強めた武士層が改良した(室町~安土桃山時代)
数寄屋造・・室町時代より盛んになった茶道の茶室の要素が加味され、江戸時代には武士、あるいは有産階級の住まいとして成立した

町家・・・商人らが住まう。現在の都市型住宅に通ずる

2奈良時代以前の住まい

竪穴住居・・・古代の民衆の住まい
高床式住居・・稲を蓄える倉庫 → 支配層の住居 床座を基本とする日本の住宅の原型

大社造・・・出雲大社 妻入り
神明造・・・伊勢神宮 平入り

校倉造・・・東大寺の正倉院(ログハウスの構造)

古代のインテリアエレメント

連子窓・・・格子の窓
厨子・・・・観音開きの戸棚
古床・・・・中国渡来のイス全般、スツール、折り畳み式もある
唐櫃・・・・上蓋式の収納で脚付き
和櫃・・・・上蓋式の収納で脚無し

3寝殿造のインテリア(1)

寝殿造・・・120m四方の土地中心に寝殿、北、東、西、東北、西北に対(たい)と呼ぶ家族の住まいを配し、渡殿(渡り廊下)でつなぐ。

周囲に庇

身舎(もや・母屋)境は取り外しできる障子など。巨大なワンルーム。行事などによって屏障具(へいしょうぐ)で仕切る

塗籠(ぬりごめ)、プライベート空間

御帳台(みちょうだい)ベッドに天蓋をつけたような寝床

蔀戸(しとみど)庇の四周は、仕切りとして蔀戸を使った

妻戸 渡殿からの両開きの入口

3寝殿造のインテリア(2)

座臥位(ざがく)のキーワード
置き畳 人が座るところに並べて置く座具。縁の模様によって身分がわかる
繧繝縁(うんげんべり) 最高位
高麗縁(こうらいべり) 次の位
茵(しとね) 正方形の座布団状の敷物(綿はない)
円座 円い座布団、藺(い)や菅(すげ)で編む
むしろ(座/筵) 主に敷布団のこと
ふすま(衾) 掛け布団のこと
床子(しょうじ)くらいの下の者が使用したベンチ

屏障具のキーワード
屏風 平安時代に多用された
几帳(きちょう) 几(T字型の骨木)に帳(垂れ布)を掛けた物
壁代(かべしろ) 垂れ帯状の屏障具 身舎と庇の間に使用
御簾(みす) 簾状の屏障具。壁代とともに使用
障子 薄い板状の間仕切りの総称。衝立や襖障子(現在の襖)、明かり障子(現在の障子)は鎌倉時代以降に普及


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