【キャリア研究】官僚と採用事情
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官僚といえば、国を動かす権力と高潔さを兼ね備えた存在、というのが高学歴人材の間では常識であった。官僚には国の行政の中核を担い、高度な専門知識や政策形成能力が求められるため、採用試験やその後のキャリア形成において学歴が大きな影響を持っていた。
実際に、日本では、戦前の「高等文官試験」から始まり、戦後も中央省庁「キャリア組」への切符である国家公務員試験の合格者に東大卒業者が多かった。特に東大法学部は「官僚養成機関」として知られ、法律や行政に関する知識に優れ、国の政策に大きな影響を及ぼす有力者を多数輩出してきた。
このように、ごく最近まで学歴は官僚への入職の実質的な必要条件であった。
しかし、昨今は国会対応などで未だに無限残業がはびこるブラック職場であることが広く知られるようになり、「東大生の官僚離れ」が声高に叫ばれるようになった。このような背景のもと、昨今の官僚と学歴との関係について、データをもとにお話していきたい。
さっそく見ていこう。
■国家公務員総合職試験の合格者数(2014卒→2024卒)
■急速なパイの広がりと試験合格者の低学歴化
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