【共通テスト】センター試験を受けてから10年経ちました【思い出振り返り】
みなさんこんにちは。じゅそうけんです。
2025年の共通テストが終わったということで、今回は個人的な思い出をつらつら綴っていきたいと思います。(今回は完全無料記事とします)
早いもので、私がセンター試験を受験してから10年が経ちました。
当時18歳だった僕は28歳になったということです。あっという間ですね。
私が受験した2015年センター試験は、国語が簡単(確か前年から平均が30点以上アップ)で、数学2Bが激難化(平均30点台)した年でした。
名古屋にある某私大の大ホールのようなところで受験したのですが、数学の試験が終わったタイミングで近くの席の女の子が泣いていたのが印象的でした。
今振り返ると、医学部などの特殊な領域を除き、センター(共テ)でこけて志望より1ランク下の大学に行ったところで、それほど人生が劇的に変わることはないことがわかるのですが、まあ当時の私含め受験生当事者からしたら一大事ですからね。(私も当時は旧帝早慶以上に行かないと人生終わると思ってました)
ちなみに10年前当時からX(当時Twitter)上では受験・浪人界隈は存在していました。
センターの自己採点を晒し合う文化は当時からあって、灘や開成といったガチ進学校の方々が目を疑うような得点を叩き出しているのを見て打ちひしがれていたのを覚えています。(途中から芸術を見せられている感覚に陥りました)
私の合計点は8割ちょっとで、Xの受験界隈の皆さんからしたらとりたててすごいわけでもない中途半端な点数でした。結局浪人したし。
ただ、今振り返って思うのは、あれはその後の人生でも類を見ないド級のビッグイベントであったということです。
冷静に考えて、同世代のおよそ半分である約50万人が全く同じタイミングで同じ問題を解いているなんて、とてもすごいことではないでしょうか。
そのため、国語の小説で出題された面白表現や、英語のリスニングで登場した謎のキャラクターなどがネット上で広く拡散され、同世代の共通トピックになっていたりもします。(『「スピンスピン」の年ですか!』『7倍角の問題難しかったですよね』『リスニングで野菜が出てきた年です』など)
何はともあれ、こんな機会は今後もう二度と訪れないでしょう。
皆さんにとって一世一代の大勝負であることは百も承知ですが、こんな愉快なイベントはもう二度とないのだという事実を噛み締めながら楽しく受験してもらえたらと思います。
本日で一旦受験に区切りがついた方はお疲れ様でした。
私大受験、国公立受験を控える皆さんはもう一息です。ラストスパート、最後まで応援しています。