最後の最後に?! Vol.11
新婚旅行を兼ねてアメリカの都市を旅行した時の話。
カリフォルニア→ロサンゼルス→(ラスベガス強制キャンセル)→ニューヨーク
ところどころツッコミどころがあるんだけど、最後の地ニューヨーク空港での出来事。
前日から巨大ハリケーンがニューヨーク直撃❗️というニュースが流れていて明日の飛行機は、全部キャンセルになるだろうとホテルから言われすでにこのホテルも延泊希望者で予約はできないとのこと。
私は慌てて他のホテルを探して予約を完了させ明日のハリケーンでホテルからの移動はどうなるかと心配していた。
翌朝、嵐の前の静けさかやや曇り空で生暖かい空気。
旦那「今日のホテルをキャンセルしろ!今から空港に行くぞ!飛行機がキャンセルになったとしても航空会社がホテルを確保するのが当たり前だ‼️とりあえず、飛行機が飛ばなくても空港に行く‼️」
はい、はい、でたでた。
ホテルの当日キャンセルって、多分返金ないでしょ〜に…
言い出したら聞かない旦那なので従いましょ〜。
やはり、同じような考えの人達が空港に詰めかけていて、掲示板に書かれている全便運転見合わせを見て係員に詳細を聞いていた。
しょうがないので、夕方にハリケーンが通過するのを待つのみ。
徐々に雨、風が強くなりだし航空会社から食事のクーポン券が配らた。
そして、ハリケーン通過予定時刻…
屋根がガタガタとなること数十分。
終わりました。。。
みんな、みーーーんな!肩透かし。
通過したのか⁉️今ので終わり???
そこから、いつ搭乗案内が始まるかカウンターに詰め寄る人々。
近隣の空港も運行見合わせを行なったので、航空路線が大混雑。
それに、上空は未だに強風なので当分飛べません!との事
致し方ない、空港で一夜を過ごそうという人々の判断。
椅子は、すでに埋め尽くされていて、空港職員が簡易ベットの配布を始めたが、争奪戦となり気付くのが遅かった私たちは、地べたで仮眠を取る事になった。
翌朝、今か今かとカウンターに詰め寄る人々…
ようやくお昼前に運行が決まり氏名登録をした。昨晩、あんなに奪い合った簡易ベッドは、あちらこちらで散乱状態。
第一便には空席が13あり、モニターにはいち早く氏名登録をした人たちの名前が順次発表された。
残り1席となった時、
旦那「もし、次に君の名前がモニターに載っても俺に譲れ❗️もう2日も帰国が遅れていて店が心配だ。君は後の便んで飛んでこい❗️」
えええーーーーッツ⁉️
まあ、確かに…私もうちの店がどうなってるか心配だけど…だけど…
このカオスの状況に私を残す気か?もはや、モニターの前は宝くじの抽選発表並の人々の目の血走りよう。
そして、最後の1席…
全く違う人の名前が、発表された。
諦めきれない旦那!何がなんでも帰国を急ぎたい旦那は、カウンターに詰め寄り
「なんとか2人分もしくは、1人分の席を確保してくれ!
昨日は、地べたで仮眠をとりシャワーも浴びてないんだ❗️」
すると、情に負けたのかカウンターの若いお兄さんが
「内緒で2席用意します。」
言ってみるもんですね〜。
そそくさと私達は、逃げるように搭乗口へ向かいました。
恐るべき旦那❗️