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庭一・橘屋あれん2人展「霧の街綺譚」メインビジュアルの話

2人展のメインビジュアルのメイキングを公開します。(細かいところは割愛しています。)
それぞれの家で作業するために、かなり綿密に打ち合わせしつつ制作しました。

①デザイン(全体)
何をどこに、どのくらいのサイズで描くか決めます。

②6月から描き始め(展示まで約半年前)、7月7日に各SNS で2人展の開催を決めたことを告知

使わなかった告知画像

③ポスターのようなデザインにしたかったため、配色(使う色)をおおまかに決める

無料の配色メーカーサイト様からお借りしました。
ラフ画のノアール
2024年7月頃 線画 清書(水彩紙へ描き写し)
2024年8月頃 色配色、バランス確認
2024年8月中旬頃 色味、濃さなど調整
2024年9月 ほぼ完成系
データスキャンし、展示のDM印刷(9月末)

④ここからは、額装原画限定の絵を描いていきます。
真ん中はこの時点で空洞だったので、2人でリレー方式で絵を描きました。

写真が一部暗くてすみません

真ん中は額装日までの合間で描く必要があったので、最速で仕上げました。
なんとかなれーーー!の気持ちで乗り切りました。

額真ん中のオーバル部分の合作

⑤ 額装
額装は文房堂様にご依頼しました。特殊カット(位置指定の複数窓)なので、2週間作品お預けしました。(今後額装したい方のご参考になれば幸いです)

マットや額選び

あらかじめ色や全体のイメージをしておくと、スタッフさんとの話も進みやすくなります!
色々予算にあわせてご提案してくださります。
文房堂6階額販売スタッフの皆様、いつもご丁寧にありがとうございます。

額に入った作品

額に入ると作品がシャキッとして見えます。
たくさんの方の心に響く作品になれば幸いです。


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