『宇宙と宇宙をつなぐ数学』
本年(2021年)10月30日のブログで紹介した本『宇宙と宇宙をつなぐ数学--IUT理論の衝撃』を読了した。この本は、数学の難問である「ABC予想」を証明したとされる京大、望月新一教授の研究に間近で接してきた加藤文元・東工大教授の筆になる待望の望月教授の理論の紹介本である。
たぶんとても難しい内容だろうと予想して、しばらく敬遠していたのだが、読み始めてみるとこれが意外と(?)面白い。一気に読んでしまった。加藤先生の望月教授への「愛」を感じてしまった。互いに京大にいた頃、望月教