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愛知県公立中高一貫校の合格へ


2025年、初年度入試が実施

まずはじめに、愛知県公立中高一貫校についての情報は愛知県教育委員会のサイトでご確認ください

こちらに最新入試問題や概要などもありますので、一度ご覧になってから続きを読んでいただけるとありがたいです


高倍率の初年度

初年度は明和中17倍、刈谷中10倍を超えました


合格発表

1次合格→面接→2次合格(本合格)となります

当教室の生徒が受けた刈谷中は
1000人→1次合格170人→2次合格80人という感じです


当教室から合格者が!

当教室も刈谷中学合格を目指して公立中高一貫校対策を行なっており、6年生が受験しました。その結果、初年度で刈谷中合格者を輩出することができました!

実はここでは書けない(説明会や懇談会でこっそり教えます)驚きの結果でした💡

愛知県公立中高一貫校合格への5つの準備

前置きが長くなりましたが、初年度に実際に合格者を出した当教室の一貫校対策の詳細は・・・ここでは書けないため2025年2月以降に公開される資料と説明会でお話しさせてください

そのため、ここではいずれ受験を考えている方が
「対策を始める前に準備しておいた方がいいこと5つ」を紹介したいと思います

これは、実際の合格者や今後、合格可能性が高いと考える小学生に共通した特徴や経歴ともいえますので、5つのうち、いくつ準備できているか、また、足りていない準備はどれか確認しながらご覧ください🖐️


準備①:自学習慣

自習とは少し違います

自学は自習とは異なります。机に向かって宿題をやるのは自学ではありません。自学は「自分一人で学べる」ことです
例えば、分からないものを調べたり答えの説明で学べることを指します。

一貫校対策のためには、ハイレベルな問題を解くのではなく「その場の問題文で理解するチカラ(習慣)」が必要不可欠だからです。

問題を解いて間違えた問題は答え合わせをして答えを写して終わり・・・改めて出題しても全く同じ間違いをしているようでは「自学」にまで至っていません。


準備②:生活の余白をつくろう

私が懇談会をしてきた経験知ですが、小学生で習い事がほぼ毎日、ときには1日2・3個の習い事をしている小学生が3割くらいいます。

みなさん一様に「本人がやりたいって言ったので」ということなので、その数や種類の多さを否定するつもりはありません。

ただ、公立中高一貫校が求める人材として「探究活動ができる(やっている)人」とあり、そのスケジュールだと

「自分がやりたくて自分から動いて深めていく時間がない」

そうなると、探究心は持っているかもしれないけど習い事の時間がその機会を損失させているかもしれません。

探究活動は、親や周りに言われて行ったものは探究活動とは言えません。習い事の課題や宿題は探究活動ではないです。

麻雀はじめたての娘です。あがったときの点数を調べています


準備③:大人の認識のアップデート

これは大人、この場合は保護者の方と言い換えていいでしょう。どうしても、自分たちが学生だった頃の価値観だったり、常識だったり、うまくいったノウハウで子どもに接しがちです。

愛知県の公立中高一貫校は、入試もそうですが当時の常識や当たり前とはかなり相違があります。

まずは「今の教育事情」「求められているもの」をアップデートしておき、いつか本格的に目指すぞ!となったときに備えておいてください。

アップデートの方法は大きく2つあります。

1つは、インターネット(特に動画)です。
「本」と言いたいところですが、本の執筆や出版よりも、教育関連のサイトや動画の方が情報が早く発信され受信できます。お住まいの地域の教育ニュースなど関心がある情報を発信している発信元を保存(チャンネル登録など)しておくと効率よく情報を受信できます。

もう1つは、人(場所)です。
要するに、教育に詳しい人や場所と関係を築いて、その人(場所)から情報をもらう、または聞きたい質問をして回答してもらうパターンです。
自分で言うのも変ですが、当教室は塾長がご家庭にLineで情報発信をマメに行っており、さまざまな質問に随時回答しています。


出演した番組


準備④:正解主義をやめよう

勉強は「正解がある問題に対して、さまざまな教科や単元の情報をもとに導き出す」ものが従来の当たり前です。

現在は「正解のない時代を生きる」とよく謳われているように、大人も正解を知らないような状況の連続です。

学校の勉強については、計算や漢字など「正解」がありますが、勉強以外の場面では「それしか正解がない」という場面の方が少ないと思います。

親子のコミュニケーションとして「⚪︎⚪︎すべき」「こうやってやりなさい」という正解提示ではなくて

「これ、どうやってやったらいいだろうね」「他の方法もないのかな」など、家族間で「納得できる解を探す」コミュニケーションを増やしてください。

私がオススメしているのは、ボードゲームです。
(話すと永遠に語れるので簡潔に書くと)
例えば、お子様の認知度が高い「ナンジャモンジャ」

カードに名前を付けて、そのカードが次に出てきた時に、その名前を素早く言えたらカードがGetできるゲームです。

この名付けるときの工夫や、どうやって覚えておくか・・・

これには「絶対にこういう工夫をすればいい」「こうやって覚えたら誰でも覚えられる」という絶対的な正解はありませんよね。


準備⑤:親子が対等になれる時間・場

これは準備④と似ていますが、親子が「教える・教わる」関係のままだと、何をするでも親の範疇を越えることはありません。例えば、親がよく知らないもの(例:釣り)に探究心を持って取り組んでいた場合「(自分が分からないから)そんなのやってないで、⚪︎⚪︎(自分が分かっているもの)にしなさい!」と言いかねません。

一緒になって考えたり学んだりできる時間・場があると、子どもの探究活動はどんどん進んでいくだけでなく、インプットしたものを家族に話したり披露することでアウトプットにもなります。

対等になれる時間・場が作れていない方はこれも2つアドバイスしたいと思います。

1つは、保護者の方自身が「探究活動」をすることです。
昔ながらの表現だと「趣味を持つ」くらいのところから始めていいと思います。なにか仕事や子育てに関係なく、自分がやりたい、詳しくなりたいと思えたものを深める活動を始めてみてください。

子どもは親を観て育つ、親の背中を見て育つとよく言われるように、親が探究していることで子どもの探究心が芽生えやすくなるだけでなく、子どもが探究活動をしている時間、親が監視している(口出しする)時間ではなく「じゃぁ、私も⚪︎⚪︎やろうかな🎵」と、家族みんなが「探究タイム」になり
えます。


もう1つは、これまたボードゲームです。
ボードゲームは(ものによりますが)大人子ども関係ありません。子どもが大人に勝てるボードゲームがたくさんあります。そして、準備④にも書いたように正解が1つとは限らず、同じ悩みを共有して意見を言い合えます。

親子ボードゲーム会の様子


まとめ「今のうちにできることはある」

まだお子様が興味を示さない、お子様がまだ⚪︎歳だ・・・いろいろと「目指すぞ!対策するぞ!!」にならないなかでも、その下準備としてできることはあるよ!ということを書かせていただきました。

改めて5つの準備をあげてみると

  1. 自学習慣

  2. 生活に余白を

  3. 親の認識アップデート

  4. 正解主義やめよう

  5. 親子が対等

この5つ、私は公立中高一貫校に関係なく大事なことじゃないかなと考えています。

なので、公立中高一貫校に限らず、お子様、いや、ご家族のお子様に対する教育方針として取り入れていい内容なのかなと思います。



教室の懇談会スペース

いかがでしたでしょうか?

愛知県公立中高一貫校に実際に合格者を輩出した当教室で行う独自の対策の「下準備」にあたる部分を紹介させていただきました。

この「下準備」があれば、豊田市にある当教室に通えない距離の方でも、他塾で受験対策を始めたとしても土台がある状態で受けることができると思います。

当教室については、下記のサイトで詳細や最新情報をご確認ください。


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